今まで普通に使えていたピアスで、突然かゆみや赤みが出たことはありませんか?
私自身、スリコで買ったお気に入りのピアスをつけていたところ、翌日になって首や耳、顔全体にかゆみと腫れが…。
一度外してしばらく経ってから再チャレンジしたものの、やはり1日遅れで強い反応が出ました。
皮膚科で診てもらった結果、「金属アレルギーの可能性が高い」とのこと。
思い返してみると、18金やアレルギー対応とされるメーカーのピアスでは一切トラブルが出なかったのです。
この記事では、私の体験談を交えながら、金属アレルギーの症状や原因、そして実際に使ってみて問題なかったおすすめのピアス素材・ブランドを5つご紹介します。
この記事でわかること
- 金属アレルギーの主な原因や症状
- スリコのピアスでアレルギーが出た体験談
- 安心して使えたピアス素材と対策方法
- おすすめのアレルギー対応ピアス5選
金属アレルギーとは?なぜ突然なるの?
金属アレルギーとは、汗や体液によって金属がイオン化し、体内のタンパク質と結びつくことでアレルギー反応を引き起こすものです。
特徴
- 遅延型アレルギー(数時間〜翌日以降に症状が出る)
- ピアス・ネックレス・腕時計など接触した部位に発生しやすい
よくある症状
- 耳たぶ・首まわり・顔まわりのかゆみ、赤み、腫れ
- 場合によっては湿疹やじんましんのようなぶつぶつが出る
原因となる金属
- ニッケル
- コバルト
- クロム
参考
私の金属アレルギー体験談(スリコのピアスで発症)
最初は「乾燥かな?」と思う程度のかゆみでした。
しかし、徐々に赤みが広がり、顔全体に腫れぼったさを感じるほどに。
思い当たるのはスリコのアクセサリー。
ただ、以前は問題なかったので、まさか急にアレルギーになるなんて思いもしませんでした。
その後、18金のフープピアスや、アレルギー対応と書かれているチタンピアスでは何の症状も出ず。
素材によって、反応が大きく変わることを実感しました。
スリコのピアスは金属アレルギー対応?素材と注意点
スリコ(3COINS)の一部商品には、ステンレス素材「SUS304L」が使用されていることが公式に明記されています。
SUS304Lは、家庭用品やアクセサリーにも広く使われており、比較的アレルギーが出にくい素材。ただし、医療用グレードである316L(サージカルステンレス)とは異なり、すべての人にとってアレルギーが起きないとは限りません。

以下に、SUS304Lと316Lの違いを比較表でまとめました。
特徴 | SUS304L | 316L(サージカルステンレス) |
---|---|---|
用途 | 家庭用品、装飾品など | 医療器具、ピアス、インプラント |
主な成分 | 鉄+クロム+ニッケル(低炭素) | 鉄+クロム+ニッケル+モリブデン |
耐食性 | 高い | 非常に高い(耐酸性にも優れる) |
ニッケルの溶出 | 状況により溶出あり | 極めて少なく安定している |
アレルギー対応 | 比較的安心だが体質によって注意 | 医療グレードでアレルギー対応に優れる |
私が使っていたスリコのピアスにも「アレルギー対応」との記載がありましたが、私には合わなかったようで実際にかゆみや腫れが出てしまいました。公式にも「すべての方にアレルギーが起きないとは限らない」とある通り、個人差があるようです。
スリコの商品には「ステンレス」「樹脂」「真鍮」など様々な素材が使われており、同じ「アレルギー対応」と書かれていても、素材の種類やグレードによって反応が異なる場合があります。
特に「ステンレス」とだけ記載されている商品は、316Lのような医療用グレードではなく、SUS304や430などの一般的なステンレスの可能性が高いため、金属アレルギーがある方は注意が必要です。
不安な方は、「316L」「サージカルステンレス」「純チタン」などと明記された素材のピアスを選ぶのがおすすめです。
※実際にスリコ(3COINS)の公式サイトでも、以下のように記載されています。
「SUS304Lを使用しており、他のアクセサリーに比べアレルギーを引き起こしにくい」「すべての方にアレルギーが起きないことをお約束するものではありません」
金属アレルギー対応ピアスの選び方
私の体験と調べた内容から、安心して使える素材をまとめました。
✅ 安心な素材:
- 18金(K18):高価だが信頼性が高い
- サージカルステンレス(316L):医療用にも使われる
- 純チタン:アレルギーが起きにくい
- 樹脂(プラスチック系):軽くて柔らかい
❌ 注意が必要な素材:
- メッキ製品(ニッケル混入の可能性)
- 安価な合金
- 表記なしのアクセサリー
金属アレルギーでも使えた!おすすめ神ピアス5選
ここでは、実際に私が使ってトラブルが出なかった&口コミ評価が高く安心しておすすめできる商品を紹介します。
- K18ポスト シンプルピアス(楽天・BLOOMなど)
- ✔︎本物の金素材、つけっぱなしOK
- 小さめのフープやスタッドタイプが人気
- サージカルステンレス製ピアス(316L)
- ✔︎医療用としても使われる安全素材
- デザインが豊富で男性にもおすすめ
- チタンポストのピアス(COEUR、LUPISなど)
- ✔︎軽くてさびにくい、アレルギー報告も少ない
- 樹脂ポストピアス(minne、Creema系ハンドメイド)
- ✔︎可愛いのにアレルギー対応、価格も手頃
- 金属アレルギー防止コーティングスプレー(アレルガードなど)
- ✔︎どうしてもお気に入りを使いたいときの救世主
まとめ|無理せず、自分の肌に合う素材を選ぼう

ちなみに・・
久しぶりにスリコのピアスをつけたときは、誕生日が重なって糖分(ケーキなど)を多く摂っていた時期でした。普段は控えていた甘いものを立て続けに食べていたことが、体のバランスに影響していたのかもしれません。
体の内側の状態が、肌の反応にもつながるのを実感した経験です。
そんなとき、腸をすっきり整える食事法「梅流し」も、ひとつのサポートになるかもしれません。
▶︎ 【梅流しを成功させるコツ】効果を最大限にする5つのポイント
ピアスが好きでも、アレルギーのせいで諦める必要はありません。
私自身、素材を見直すことで、以前と同じようにおしゃれを楽しめるようになりました。特に「18金は大丈夫だった」という経験を通して、肌に合う素材を選ぶことの大切さを実感しています。
必ずしも高価な素材でなくても、プチプラでも素材に気をつければ、金属アレルギーでも安心してアクセサリーを楽しむことができます。
これからピアスを選ぶ方は、価格やデザインだけでなく、自分の肌との相性も意識して選んでみてくださいね。
※本記事は筆者自身の体験に基づいて執筆しています。症状や体質には個人差がありますので、気になる場合は皮膚科などの医療機関にご相談ください。