久しぶりにピアスをつけたら、耳周りが赤く腫れて猛烈にかゆくなりました。
そのかゆみは徐々に首や腕にまで広がっていき、肌全体がムズムズと落ち着かない状態に。
思い当たるのは「金属アレルギー」ですが、以前反応が出たときは日光アレルギーだと思っていたので、今回は特に驚きました。

でも、ステロイドなどの薬は使いたくないと思ったんです。
というのも、痒みは抑えられても、肌に本来必要な善玉菌まで殺してしまう可能性があると聞いたことがあり、少し怖さもありました。
そんなときふと思い出したのが、昔から我が家にあった懐かしの "タイガーバーム"。
「そういえば、あれって痒みにも効くんじゃなかったっけ?」と、半信半疑で手に取ったのが始まりです。 この記事では、薬を使わず自然なもので痒みをどうにかしたい方に向けて、 私が実際にタイガーバームでどうケアしたかをご紹介していきます。
※肌の善玉菌(美肌菌)とバリア機能については以下も参考に。
ラ ロッシュ ポゼ:美肌菌が肌状態を左右する!?敏感肌への影響と菌活スキンケアの効果
金属アレルギーの痒み、どうして起こるの?
※金属アレルギーの仕組みについては日本皮膚科学会のQ&Aも参考になります。 金属アレルギーは、汗などで溶け出した金属イオンが肌に触れることで、 免疫が反応して炎症や痒みを引き起こす「接触性皮膚炎」の一種です。
特にピアス・ネックレス・腕時計など、肌に密着するアクセサリーで起こりやすく、 一度発症すると、同じ金属に触れるたびに反応することもあります。
ちなみに今回、私が使ったのはスリコ(3COINS)のピアス。 プチプラでかわいいけど、やはり素材の影響か、その日の夜には耳たぶが赤くなり始め、かゆみが出始めました。

金属アレルギーでも諦めない!プチプラアクセで楽しむ!という方は以下記事もチェック!
▶︎ ピアスで突然のかゆみ…でも18金は大丈夫だった! スリコの経験から学んだ金属アレルギーとおすすめプチプラピアス5選
ステロイドは塗りたくない!私が選んだ自然派ケア
かゆみがひどくて我慢できなかったけれど、 ステロイドを塗るのは抵抗がありました。
「できれば肌に優しい方法でなんとかしたい」 そう思って試したのが、家にあった "タイガーバーム(白)" です。
あくまで私自身の体験ではありますが、ひんやり感とスーッとする香りが心地よく、気がまぎれました。
(もちろん、肌が弱い方や心配な方は、使用前に目立たない部分でパッチテストを行うなど、安全を最優先にしてくださいね。)
使ったのは白のタイプで、メントールやカンフルなどが主成分。
※これらの成分の作用についてはタイガーバーム公式サイトも参考に
▶︎ 私が実際に使った「タイガーバーム(白)」はこちら

実際に使ってみた結果と注意点

かゆみは30分ほどでかなり楽になり、 赤みも翌日には引いていました。
一方で、やや刺激が強めなので、
- 敏感肌の方
- 顔まわりなど皮膚が薄い場所 には使用を控えた方が安心です。
また、タイガーバームは保湿目的のアイテムではありませんが、 ワセリンベースなので"水分の蒸発を防ぐ"という意味での軽い保護効果もありました。
ただし、タイガーバームはあくまでその場の痒みを和らげるための“対処療法”です。 根本的に改善するには、腸内環境を整える「腸活」や、不要なものを外に出す「デトックス」、 そして体に負担をかけない「無添加生活」など、日々の積み重ねがとても大切だと感じました。
自然派でもできる!痒みケアの工夫いろいろ
私が感じたのは、「かゆくなる前にできること、実はけっこうある」ということ。
例えば・・
- ピアスの素材を見直す(樹脂・チタン・18金など)
- 肌のバリア機能を整えるために保湿を欠かさない(シアバター、ホホバオイルなど)
- 食生活での添加物や糖質を控えめに(アレルギー体質対策)
そして、症状がひどくなる前に「自然派アイテムで対処する」意識を持つことで、 肌のバリア機能や美肌菌を守りながらケアができるのも嬉しいポイントです。

肌の調子が不安定なときは、日々のスキンケアを見直すことも大切ですね。
▶︎ 急な肌荒れの原因と対策!美肌菌を守る無添加スキンケアのすすめ
まとめ
金属アレルギーの痒みはつらいけれど、 必ずしも薬に頼らなくても、その場のかゆみをやわらげる方法はあります。
私のように、自然由来の成分でケアしたい方には、 タイガーバームのような昔ながらのアイテムが 思わぬ救世主になることも。
すべての人に合うとは限りませんが、 「まずはやさしいケアから試したい」という方にはおすすめです。
※本記事は筆者自身の体験に基づいて執筆しています。症状や体質には個人差がありますので、気になる場合は皮膚科などの医療機関にご相談ください
\自然派のかゆみケアをもっと知りたい方はこちら/ →近日公開予定