
給食エプロンの柔軟剤の香りがきつい…

体操服や教室のにおいで、子どもがつらそう

そんな悩みは、なかなか人に言いにくいですよね。
香りは目に見えないので、「学校に相談していいのかな」「気にしすぎと思われないかな」と迷いやすい問題です。
実は我が家でも、給食当番の共有エプロンの香りがつらいと、子どもが訴えたことがありました。

当番が終わって持ち帰ったエプロンを洗うと、
家中が一気にその香りで満たされるような感覚 に。
「これを学校で着ていたのか」と思うと、小さな体には負担なんだと感じました。
この記事では、給食エプロンや体操服の柔軟剤の香りが気になるときに、家庭でできる移り香対策、学校に相談するときの伝え方、子どもの衣類に使いやすい無香料の洗濯アイテムを整理します。
柔軟剤の香りを使っている家庭を責めるためではなく、子どもが学校で少しでも過ごしやすくなるための工夫としてまとめました。
給食エプロンの柔軟剤の香りがきついとき、まず確認したいこと
給食エプロンの柔軟剤の香りがきついと感じたときは、まず「子どもがどの場面でつらそうか」を確認します。
同じ香りでも、袋を開けたときだけ気になるのか、学校で着ている間ずっとつらいのかで、対策が変わります。

確認したいのは、次の3つです。
- 給食エプロンを着ると、頭痛や気分の悪さがあるか
- 袋を開けた瞬間に、香りが強く広がるか
- 洗っても香りがなかなか抜けないか
この3つが重なる場合は、家庭での洗い直しだけでなく、学校への相談も考えてよい状態です。
まずは、子どもがどの場面でつらいのかをメモしておくと、先生にも伝えやすくなります。
香害は、香りの好き嫌いだけではなく、体調に関わることがあります。
頭痛、吐き気、めまい、喉の違和感などがある場合は、無理に我慢させず、家庭と学校の両方でできることを考えていきましょう。
学校で香害が起こりやすい場面|給食エプロン・体操服・教室
学校で柔軟剤の香りが気になりやすいのは、家庭で洗濯された衣類や持ち物が一か所に集まるからです。
給食エプロン、体操服、上履き袋、ジャンパーなどは、それぞれの家庭で使っている洗剤や柔軟剤の香りが残っていることがあります。
家では気にならない香りでも、教室やロッカーに集まると、子どもにとっては強く感じることがあります。

我が家の子どもにとって、香害と出会うきっかけは学校だったかもしれません。給食エプロンや体操服の香りは、子ども自身が「つらい」と言い出しにくいこともあります。
給食エプロンの香りで気分が悪くなる
給食エプロンは、学校で香害が起こりやすい持ち物のひとつです。
共有エプロンの場合、前の家庭で使った洗剤や柔軟剤の香りが残っていることがあります。
給食の時間は、エプロンを着たまま配膳したり、食事の準備をしたりします。
首元や顔に近いので、香りに敏感な子には負担になりやすいです。
たとえば、
- 給食エプロンを着ると気分が悪くなる
- 袋を開けた瞬間に香りが強い
- 持ち帰ったエプロンを洗っても香りが抜けない
こうした様子がある場合は、家庭での洗い直しだけでなく、学校への相談も考えてよい状態です。
体操服やロッカーの近くで頭痛がする
体操服や上履き袋も、香りが集まりやすい持ち物です。
体育の前後は、体操服を出し入れしたり、ロッカーや廊下に袋が集まったりします。
いろいろな家庭の洗剤や柔軟剤の香りが混ざると、香りに敏感な子には強く感じられることがあります。
たとえば、
- 体操服を着ると頭が痛い
- ロッカーの近くに行くと気分が悪い
- 体育の日だけ帰宅後ぐったりしている
このような様子があるときは、「体育が苦手」だけで片づけず、香りの影響も一度確認してみるとよいです。
教室に香りがこもると逃げにくい
教室は、子どもが長い時間過ごす場所です。
柔軟剤だけでなく、整髪料、制汗剤、消臭スプレーなどの香りが混ざることもあります。
大人なら少し離れることができますが、子どもは授業中に自由に移動できません。
そのため、香りが苦手な子にとっては、教室の中でずっと我慢することになる場合があります。
「教室に入ると気持ち悪い」
「特定の席やロッカーの近くがつらい」
「給食や体育の日だけ学校を嫌がる」
そんな変化があるときは、子どもの話をゆっくり聞いて、どの場面でつらいのかを一緒に整理してみてください。
まず家庭でできる移り香対策
学校から持ち帰った給食エプロンや体操服の香りが気になるときは、まず家庭でできることから試してみます。
学校の共有物やロッカーのにおいは、家庭だけで完全に防ぐことはできません。
それでも、家での洗い方や保管の仕方を少し変えるだけで、香りの負担が軽くなることがあります。
最初にできるのは、次の4つです。
- 持ち帰ったら早めに袋から出す
- 無香料洗剤で洗い直す
- 香りが強いときは風通しのよい場所に干す
- 子どもの衣類は無香料に寄せる
「全部を完璧に変えなきゃ」と思うと疲れてしまうので、まずは給食エプロンや体操服など、気になるものからで大丈夫です。
持ち帰ったら早めに袋から出す
給食エプロンや体操服を持ち帰ったら、まず袋から早めに出します。
袋の中に入れたままだと、香りがこもって抜けにくくなることがあります。
すぐに洗えない日でも、風通しのよい場所に出しておくだけで、香りのこもり方が少し変わります。
疲れている日は、完璧に洗い直さなくても大丈夫です。
まずは「袋に入れっぱなしにしない」だけでも、家庭でできる移り香対策になります。
無香料洗剤で洗い直す
香りが強い給食エプロンや体操服は、無香料洗剤で洗い直すと落ち着くことがあります。
香り付き洗剤や柔軟剤で洗うと、別の香りが重なって、余計につらく感じることがあります。
香りを足すより、まずは香りを減らす方向で考えると選びやすいです。
無香料洗剤を使うときは、すすぎを少し丁寧にするのもおすすめです。
香りが強いものは一度で完全に抜けないこともありますが、何度か洗ううちに少しずつ軽くなることがあります。
香りが強いときは風通しのよい場所に干す
洗っても香りが残るときは、風通しのよい場所に干します。
部屋干しで空気がこもると、家の中に香りが広がってしまうことがあります。
可能なら、外干しや換気のよい場所を選ぶとラクです。
ただ、花粉や天気の都合で外に干せない日もありますよね。
その場合は、換気扇の近くや窓を少し開けられる場所など、家の中で空気が動く場所を選ぶとよいです。
子どもの衣類は無香料に寄せる
学校から持ち帰る給食エプロンや体操服の香りは、家庭だけでは完全に防げません。
でも、自分の子どもが毎日着る服は、家庭で選ぶことができます。
肌着、体操服、パジャマ、タオルなどを無香料に寄せるだけでも、子どもが吸い込む香りを減らしやすくなります。
全部を一気に変えなくても大丈夫です。
まずは、顔や肌に近いものから変えると続けやすいです。
洗剤や柔軟剤、部屋干し対策までまとめて見直したい方は、こちらに整理しています。
学校に相談するときの伝え方とお願いできる対策
家庭で洗い直しても給食エプロンや体操服の香りがつらい場合は、学校に状況を共有してみてもいいと思います。
ただ、香りの問題は相手を責めているように聞こえないか、不安になりますよね。
大切なのは、「においが嫌です」ではなく、「子どもが体調のつらさを訴えています」と事実を中心に伝えることです。
学校にすべてを変えてもらうのではなく、できる範囲で一緒に考えてもらう姿勢にすると、相談しやすくなります。
「においが嫌」ではなく「体調がつらい」で伝える
香りは好みが分かれるものなので、「柔軟剤のにおいがきついです」とだけ伝えると、相手を責めているように受け取られることがあります。
学校に相談するときは、子どもの体調を中心に伝えるのがおすすめです。
たとえば、
- 給食エプロンを着ると頭が痛いと言う
- 体操服やロッカーの近くで気分が悪くなる
- 給食当番や体育の日に帰宅後ぐったりしている
このように、実際に起きていることを伝えると、先生も状況を把握しやすくなります。
「どうかお願いします」と強くお願いするよりも、「相談したいことがあります」と切り出す方が、話し合いやすいです。
給食エプロンを個別に用意できるか相談する
給食エプロンの香りが強くてつらい場合は、個別にエプロンを用意できるか相談する方法があります。
学校や地域のルールによって対応は違いますが、共有エプロンの香りで体調がつらくなるなら、相談してみる価値はあります。
伝えるときは、次のように話すとやわらかく伝わります。
「共有の給食エプロンの香りが強い日に、子どもが頭痛や気分の悪さを訴えることがあります。可能であれば、家庭で用意したエプロンを使わせてもらうことはできますか。」

我が家も、どうしても香りが強く耐えられなかったので、個別にエプロンを用意する形に落ち着きました。
相談するまでは少し勇気がいりましたが、子どもが毎週つらい思いをするより、話してよかったと感じています。
保管場所や換気を工夫してもらえるか相談する
体操服や給食エプロンが集まる場所は、香りがこもりやすいことがあります。
ロッカー、廊下、教室のすみなどに袋が集まると、いろいろな家庭の洗剤や柔軟剤の香りが混ざりやすくなります。
学校側でできる工夫としては、次のようなものがあります。
- ロッカーや保管場所を少し変える
- 給食エプロンや体操服袋を密閉しすぎない
- 体育前後や給食前後に少し換気する
- つらい日は席や立ち位置を調整する
すべてをお願いする必要はありません。
「できる範囲で工夫できることがあれば相談したいです」と伝えると、先生にも受け止めてもらいやすくなります。
おたよりに香りへの配慮を一文入れてもらう
学校全体で香りの強い洗剤や柔軟剤が気になる場合は、おたよりに一文入れてもらえるか相談する方法もあります。
たとえば、次のような文です。
「香りの強い洗剤や柔軟剤が苦手なお子さんもいます。給食エプロンや体操服は、香りが強く残りすぎないようご配慮ください。」
「体調に影響が出るお子さんもいるため、香りの強い日用品の使用についてご配慮をお願いします。」
ただし、これは学校側の判断もあります。
最初から強くお願いするより、「こういう一文があると助かる家庭もあります」と相談する形がよいです。

学校側でも少し工夫してもらえるだけで、子どもの負担が大きく減ると思います。
子ども本人に無理して言わせない
香りがつらくても、子どもは先生や友だちに言い出せないことがあります。
「わがままだと思われたらどうしよう」
「みんなは平気なのに、自分だけ変なのかな」
「給食当番をしたくないと思われたらどうしよう」
そんなふうに感じていることもあります。
子どもが言いにくい場合は、親が先に状況を伝えてもいいと思います。
家庭では、
- つらいときは言っていいよ
- においが苦手なのは悪いことじゃないよ
- 一緒にどうしたら楽になるか考えよう
と伝えておくと、子どもも少し安心しやすくなります。
子どもの衣類に使いやすい無香料の洗濯アイテム
学校から持ち帰る給食エプロンや体操服の香りは、家庭だけで完全に防ぐことはできません。
でも、家で洗う肌着・体操服・タオル・パジャマなどを無香料に寄せることで、子どもが毎日触れる香りを減らすことはできます。
香害が気になるときは、まず「香りを足さない洗濯」を意識すると選びやすいです。
見るポイントは、次の3つです。
- 無香料の洗剤を選ぶ
- 柔軟剤は無香料、微香、または使わない選択にする
- 体操服の汗臭は香りでごまかさない
全部を一気に変えなくても大丈夫です。
まずは肌に近いものや、学校で使うものから見直すと続けやすいです。
無香料洗剤を選ぶ
子どもの衣類には、まず無香料洗剤を選ぶとわかりやすいです。
香り付き洗剤は、洗った直後はよくても、服に香りが残ることがあります。
香害が気になる場合は、香りでごまかすより、汚れを落として香りを残さない洗濯を意識するとラクです。
選ぶときは、次のような表示を見てみてください。
・無香料
・蛍光増白剤なし
・着色料なし
・子ども衣類にも使いやすい
無香料の洗剤を比較したい方は、こちらでまとめています。
👉 洗濯洗剤 香害ランキング|無香料で香りが残らないおすすめ5選
柔軟剤は無香料・微香・不使用から選ぶ
香りがつらい子どもがいる場合、柔軟剤は一度使わない選択もあります。
タオルや肌着だけでも柔軟剤なしにしてみると、香りの違いがわかりやすいです。
ゴワつきが気になる場合は、無香料タイプや微香タイプを選ぶ方法もあります。
香りが強く残る柔軟剤や、マイクロカプセル配合のものは、子どもの衣類には慎重に選びたいところです。
どんな柔軟剤を避ければよいか迷う方は、こちらで詳しく整理しています。
👉 柔軟剤ワーストランキング5選|香害になりやすい特徴と避け方
体操服の汗臭は香りでごまかさない
体操服は汗のにおいが気になりやすいですよね。
ただ、汗臭を消すために香り付き柔軟剤を足すと、汗のにおいと柔軟剤の香りが混ざって、余計に気になることがあります。
体操服のにおいは、香りでごまかすより、
・早めに洗う
・汚れが強い部分を予洗いする
・洗濯槽の汚れも見直す
・乾くまでの時間を短くする
といった対策の方が合うことがあります。
子どもの汗臭や体操服の洗い方は、こちらで詳しくまとめています。

香りに弱い子がいる場合は、まず洗剤と柔軟剤を見直すだけでも、毎日の負担が少し軽くなることがあります。
全部を無添加にしようとしなくても大丈夫です。まずは、子どもが毎日着るものから整えていきましょう。
まとめ|給食エプロンの香りがつらいときは、家庭と学校で少しずつ対策を
給食エプロンや体操服の柔軟剤の香りがきついと、子どもにとって学校生活の中で負担になることがあります。
香りは目に見えないので、「学校に相談していいのかな」「気にしすぎかな」と迷いやすいですよね。
でも、子どもが頭痛や気分の悪さを訴えているなら、家庭だけで抱え込まなくて大丈夫です。

まず家庭でできることは、次のような小さな対策です。
- 持ち帰ったら早めに袋から出す
- 無香料洗剤で洗い直す
- 香りが強いときは風通しのよい場所に干す
- 子どもの肌着や体操服を無香料に寄せる
それでもつらさが続く場合は、学校に様子を伝えることも選択肢のひとつです。
伝えるときは、「においが嫌」ではなく、「給食エプロンを着ると頭が痛いようです」「体操服やロッカーの近くで気分が悪くなることがあります」と、体調を中心に伝えると話しやすくなります。
すべてを一気に変えなくても大丈夫です。
まずは、給食エプロン、体操服、肌着やタオルなど、子どもが毎日触れるところから少しずつ整えていきましょう。
参考にした公的情報
この記事では、香り付き製品による体調不良の相談や、学校での香害・化学物質過敏症への配慮に関する公的情報も参考にしています。
・宝塚市教育委員会|香害と化学物質過敏症について
・厚生労働省|いわゆる「香害」についての取り組み
・消費者庁|「その香り困っている人もいます」ポスター
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→ 柔軟剤ワーストランキング5選|香害になりやすい特徴と避け方
【無香料の洗剤を選びたい方】
→ 洗濯洗剤 香害ランキング|無香料で香りが残らないおすすめ5選
【洗濯まわりをまとめて見直したい方】
→ 無添加洗濯の始め方ガイド
よくある質問(FAQ)
Q1. 学校で柔軟剤の香りがつらいときは、相談してもいいですか?
A. 子どもが頭痛や気分の悪さを訴えているなら、学校に状況を伝えてよい内容です。
ただ、最初から「柔軟剤をやめてほしい」と伝えるより、「給食エプロンの香りで体調がつらくなることがあります」と、子どもの様子を中心に伝える方が話しやすいです。
学校にすべてを変えてもらうというより、できる範囲で配慮できることを一緒に相談する形がおすすめです。
Q2. 給食エプロンを個別に用意してもいいですか?
A. 学校や地域のルールによります。
ただ、共有の給食エプロンの柔軟剤の香りで子どもがつらい場合は、家庭で洗った個別エプロンを使えるか相談してみる価値はあります。
伝えるときは、「可能であれば、家庭で用意したエプロンを使わせてもらうことはできますか」とやわらかく聞くと、相談しやすいです。
Q3. 体操服の柔軟剤の香りが気になるときはどうすればいいですか?
A. まずは家庭で洗う体操服を無香料洗剤に変えたり、柔軟剤を使わない日を作ったりして、香りを足さない洗濯に寄せてみます。
ロッカーや体操服袋の近くで気分が悪くなる場合は、保管場所や換気について先生に聞いてみるのもひとつです。
「体育の日だけつらそう」「体操服を着ると頭が痛いと言う」など、具体的な様子を伝えると状況が伝わりやすいです。
Q4. 柔軟剤を使わないと体操服は臭くなりませんか?
A. 柔軟剤を使わないことが、直接においの原因になるわけではありません。
体操服のにおいは、汗汚れ・洗い残り・乾くまでの時間・洗濯槽の汚れなどが関係していることがあります。
香りでごまかすより、早めに洗う、汚れが強い部分を予洗いする、しっかり乾かすなどの方が合うこともあります。
Q5. 先生にはどんな言い方をすればいいですか?
A. 「においが嫌です」よりも、「子どもが頭痛や気分の悪さを訴えています」と体調を中心に伝えるのがおすすめです。
たとえば、
「給食エプロンの香りが強い日に、子どもが頭痛を訴えることがあります。家庭でも洗い直しを試していますが、学校での様子も少し気にかけていただけると助かります。」
のように伝えると、責める印象になりにくいです。
Q6. 子どもが先生に言い出せないときはどうすればいいですか?
A. 無理に子ども本人から言わせなくても大丈夫です。
香りのつらさは周りに伝わりにくく、子ども自身も「自分だけ変なのかな」と感じていることがあります。
まずは家庭で話を聞いて、必要なら親から先生に状況を伝える形でも問題ありません。