離乳食づくり、できるだけ手間を省きたくてまとめて茹でていた私。
でも小児科で「それ、ちょっと注意してね」と言われてびっくりしました。
一緒に茹でると何がいけないの?と思って調べてみたら、赤ちゃんの体に負担をかけるリスクがあったんです。
この記事では、一緒に茹でてはいけない野菜の組み合わせとその理由、忙しい日でも実践できるやさしい調理法をご紹介します。
はじめに|一緒に茹でていいの?と悩むあなたへ
「離乳食って、まとめて作ったらラク…でも一緒に茹でていいの?」

私もそう思って、何種類かの野菜を一度に調理していた時期がありました。でも小児科で「ちょっと注意して」と言われてから、調理法を見直すことに。
この記事では、一緒に茹でてはいけない野菜の組み合わせと理由、安全に栄養をとる工夫を、体験談とあわせてわかりやすくご紹介します。
一緒に茹でてはいけない野菜の組み合わせ【3例】
① ほうれん草 × にんじん
ほうれん草に含まれるシュウ酸は、カルシウムなどの吸収を妨げることがあります。
にんじんと一緒に加熱すると、独特のえぐみが出やすく、赤ちゃんが嫌がる原因にも。
② ブロッコリー × キャベツ
どちらもアブラナ科で、加熱しすぎると硫黄系のにおいが強くなります。
食感もくずれやすく、ドロドロになってしまうこともあります。
③ 玉ねぎ × だいこん
どちらも水分が多いため、一緒に煮ると水っぽくなって味がぼやけがち。
栄養価が分散しやすく、初期は別々に加熱するのが安心です。
なぜ別々に茹でるのが安心なの?
私の経験では、1種類ずつ茹でて冷凍しておくと、体調が悪い日でもサッと出せて便利でした。

栄養面やアレルギー対策だけでなく、こんなメリットも
- アレルギーが出たとき、原因の特定がしやすい
- 野菜同士の成分がぶつからず、栄養の吸収がスムーズ
- 色や香りがきれいに残るので赤ちゃんが嫌がりにくい
- 好き嫌いの把握がしやすい
- 調理の自由度が上がる(後から組み合わせて味調整可能)
特に離乳初期は“シンプルに”。
赤ちゃんの反応を見ながら、少しずつ進めていくのがおすすめです。
赤ちゃんに安心な野菜の調理法とは?私が実践してよかった工夫4選
一緒に茹でない方が安心とはわかっていても、「じゃあ具体的にどうやって調理すればいいの?」と迷ってしまうこと、ありますよね。
ここでは、私が実際に使ってみてよかったと感じた、赤ちゃんにやさしい調理法とアイテムをご紹介します。
忙しい日でも無理なく取り入れられる方法ばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。
① 鍋にのせて使える【ステンレス蒸し器】で蒸す
素材の味や栄養をキープできて便利。シンプルな蒸し調理で野菜本来の甘みも引き出せます。
🔸 フライパンにのせて使えるから気軽に使える
▶ アーネスト|のせるだけ簡単!フライパンで使えるステンレス蒸し器

🔸 そのまま家族の食卓にも出せてあると便利なせいろ
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② 素材の甘みが引き立つ【ホーロー鍋】でコトコト加熱
煮込みでも焦げにくく、冷めにくいホーロー鍋は、ゆっくりじっくり火を通すのに最適。
③ 忙しい日は【無添加冷凍野菜】をストックしておく
Oisixやらでぃっしゅぼーやなどの宅配サービスを使えば、下ごしらえ済みの国産冷凍野菜が定期的に届き、調理がぐっとラクになります。
🔸 忙しい日でも安心!Oisixの離乳食対応コース
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※Oisixでは、定期宅配に追加できる「離乳食対応セット」が用意されています。裏ごし済みの冷凍ペーストややわらかおかずなど、初期から後期まで対応しており、毎週の宅配に組み込むことで、忙しい日でも安心して準備ができます。
🔸 安心素材を届けてくれる らでぃっしゅぼーや
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※らでぃっしゅぼーやには離乳食専用セットはありませんが、農薬・添加物に配慮した食材を扱っており、安心素材を定期的に届けてもらえます。

子育てママにおすすめの無添加食材宅配ランキングも参考にどうぞ
私もそうだったのですが、離乳食づくりを始めると「水ってこれでいいのかな」と気になったことありませんか?
調理に使う水だけでなく、赤ちゃんがそのまま飲むお水についても気になる方は、赤ちゃんに安全な水の選び方もぜひ参考にしてみてください。
④ 国産の【ベビーフードペースト】で時短&安心調理
裏ごし不要でそのまま使える冷凍ペーストは、忙しい日でも安心。自然な素材で無添加のものを選ぶとさらに◎
🔸 忙しいときは国産素材のペーストが心強い
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よくある質問|一緒に茹でてもいいのはいつから?
Q. 初期からまとめて茹でても大丈夫?
A. 初期(5〜6ヶ月)は基本的に一種類ずつが安心です。アレルギーの原因特定や、味の違いを感じやすくするためにも個別調理がおすすめです。
Q. 中期(7〜8ヶ月)以降なら一緒でもいい?
A. 食材に慣れていれば、似た性質の野菜を少量ずつ組み合わせるのはOK。ただし初めての食材は単独で。
Q. 一緒に茹でると栄養が落ちるの?
A. 成分の相互作用や、加熱時間によって一部の栄養素(ビタミンCなど)が減少することがあります。短時間の加熱、または蒸し調理がおすすめです。
まとめ|“ちょっと手間”が赤ちゃんの健康につながる
まとめて調理できれば確かにラク。でも、赤ちゃんの体はとてもデリケート。
最初は面倒に思えても、“1種類ずつ丁寧に”が後々の健康や食習慣につながると感じています。

少しずつ、できる範囲で、やさしいごはんづくりを続けていきましょう。
電子レンジの使用についても「これでいいのかな…?」と悩んだことはありませんか?
私自身が実際にやめた理由や代わりに使っている調理法について、こちらの記事で詳しくご紹介しています。