【無添加】子育て

【注意】離乳食で野菜スープがNGな5つの理由


この記事でわかること

  • 離乳食に野菜スープが「ダメ」とされる理由
  • 栄養の取り方・取り入れ方の注意点
  • 野菜の栄養を上手に摂れる無添加の工夫
  • 初心者でもできる安全な野菜スープの活用法

離乳食に野菜スープがダメな理由とは?

①栄養が「ほぼ水」になってしまう

「野菜スープって体によさそう」と思って、私も初めての離乳食で取り入れてみたんですが・・あとで知ってびっくり。スープだけだと、赤ちゃんに必要な栄養がほとんど摂れていなかったんですね。

  • 野菜の栄養素は水に溶け出すものが多い
  • 野菜そのものを食べなければ、栄養は不十分
  • 成長に必要な“栄養の濃さ”が足りない

つまり、だし汁のようなスープを単体であげると、見た目は「健康そう」でも実は中身はスカスカ。これは注意したいポイントです。

②塩分・だしの過剰摂取になることも

スープに風味を出そうとして、ついつい大人用のだしやスープの素を使いたくなりますよね。

バンビ
バンビ

でもそれ、ちょっと待って!

  • 市販のだしには添加物や塩分が含まれていることが多い
  • 赤ちゃんの腎臓にはまだ負担が大きい
  • たとえ無添加のだしでも、濃すぎるとNG

味付けは必要なく、素材そのものの甘みやうま味で十分。

「なんか味が薄いかな?」と不安になるかもしれませんが、赤ちゃんにとってはちょうどいい濃さです。

③食物アレルギーの原因になりやすい

「いろんな野菜を一緒に煮込めば、手間も省けて栄養も取れる」と思いがち。でも実はそれ、アレルギーリスクが高まるんです。

  • 初めての野菜は必ず1種類ずつが基本
  • 平日の午前中に試すと、何かあっても病院にすぐ行ける
  • 複数野菜を混ぜると、アレルギーの原因が特定できない

私自身、娘の初野菜ににんじんを使った時は、ほんの少量からスタートしました。おかげで安心してステップアップできましたよ。

④加熱しすぎて栄養が飛ぶ

「じっくり煮込めば栄養たっぷり」と思っていませんか?でも実は、熱に弱い栄養素って意外と多いんです。

  • ビタミンCや葉酸は長時間の加熱で減少
  • グツグツ煮るより、短時間で蒸す・茹でる方が効果的
  • 加熱しすぎは、せっかくの栄養を逃してしまう

私は電子レンジで少量ずつ加熱するようにしてから、下ごしらえも時短になって一石二鳥でした♪

⑤赤ちゃんの味覚形成に影響する

赤ちゃんの味覚って、とても繊細。

最初に濃い味を覚えると、素材の味に興味を持ちにくくなることも。

  • 複雑な味に慣れてしまうと“物足りなさ”を感じやすい
  • 野菜そのものの甘みや苦みを覚えることが大切
  • 味覚の土台をつくる時期は、シンプルがいちばん!

「素材の味しかないなんてかわいそう」と思うかもしれません。でも、赤ちゃんにとっては“素材の味=ごちそう”なんですよ。


離乳食の野菜スープはいつからOK?

離乳中期(生後7〜8ヶ月)以降が目安

離乳食自体をいつ始めればいいのか迷っている方は、【離乳食が早すぎる日本】7つのリスクと海外比較 もぜひ参考にしてくださいね。

私の育児日記でも「この頃からスープOK」とメモしていました。大切なのは、野菜にある程度慣れてから始めること。

  • 初期(5〜6ヶ月)は野菜ペースト中心
  • スープを使うなら味付けなし+具なしから
  • 無理に飲ませず、赤ちゃんのペースに合わせて

無添加で安心な野菜スープの作り方

素材の味を活かしたレシピ例

うちでは、こんなレシピが大活躍しました。

  • にんじん+かぼちゃを小さく切ってやわらかく煮る
  • ミキサーやすり鉢でなめらかにして、水で調整
  • 冷凍ストックしておくと便利!

赤ちゃんがパクッと口を開けた時は、思わず笑ってしまいました♪


野菜スープに頼りすぎない工夫

素材を「食べる」工夫を大切に

スープだけに頼るのではなく、野菜そのものを「噛んで食べる」経験も忘れずに。

  • すりつぶし野菜で“食感”を覚える
  • 手づかみ食べへの移行もしやすくなる
  • 食べることが「楽しい」と思えるように

離乳食の野菜選びも「無添加」で安心を

農薬・添加物の少ない野菜を選ぼう

「赤ちゃんの体に入るものは、できるだけ安心なものを選びたい」——これ、ママたちの共通の願いですよね。

  • 有機野菜や国産野菜は安心感がある
  • ベビーフードも「無添加表示」をチェック
  • 冷凍野菜は下ごしらえが簡単で時短にも◎

「ちょっと高いけど、これは赤ちゃんのため」と思えば納得して買えますよ。


よくある質問

Q:赤ちゃんに野菜スープはいつから?

A:生後7〜8ヶ月頃(離乳中期)から。最初は野菜ペーストが基本で、スープは補助的に取り入れてみましょう。

Q:避けた方がいい食材は?

A:ハチミツ、生卵、生魚、濃い味の加工品(ハムなど)は1歳までは避けましょう。

Q:スープに向いてる野菜は?

A:にんじん、かぼちゃ、玉ねぎ、じゃがいもなど甘みのある野菜がおすすめです。

Q:粉末タイプのスープはどう?

A:使うなら無添加タイプを。表示をよく確認してくださいね。

Q:作り置きできる?

A:製氷皿で冷凍すればOK。1週間以内に使い切るのが安心です。


結論:野菜スープは便利。でも取り入れ方に注意!

「野菜スープは楽だし健康に良さそう」——そう思っていた私も、調べてみてから考え方が変わりました。

離乳初期は赤ちゃんの体も味覚も“スタート地点”。だからこそ、やさしくてシンプルな形で野菜を取り入れることが大切です。

無添加・薄味・素材重視。この3つを意識すれば、安心して進められますよ。


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無添加ブロガー | 無添加生活10年目

繰り返す便秘と大人ニキビが、無添加生活でスッキリ改善!

子育て中でも、がんばりすぎない「無添加ライフ」を発信中。

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