はじめに|「これ、うちもよく買ってた…」そんな食品こそ見直しどき
「時間がないときは、つい頼っちゃう」 「子どもが好きだから、つい買っちゃう」
でも実は、そんな“いつもの食品”の中に、できれば毎日は避けたい食品が潜んでいるんです。
この記事では、健康志向のママたちに向けて、今こそ知ってほしい「食べてはいけない食品ワースト3」をご紹介します。
調べたデータとあわせて、「じゃあ何を選べばいいの?」という代替案もご紹介。 さらに、実際にわが家で取り入れている工夫もまじえて、今日からすぐ実践できる内容でお届けします!
この記事でわかること
- なぜその食品が危ないの?避けたい理由がわかる
- 食べたくなるけど注意したい食品ワースト3
- 代わりに選びたい“体にやさしい”食品も紹介
【ワースト1】ハムやベーコンって、実はちょっとキケン?
気をつけたいこと
朝ごはんやお弁当の定番、ハムやベーコン。うちの子も「ベーコンが入ってると喜ぶ」んですが、あるとき添加物のことを知ってからは、少し距離を置くようになりました。
なぜ?
これらの加工肉には「亜硝酸ナトリウム」という発色剤がよく使われています。これが体の中で「ニトロソアミン」という発がん性物質に変わる可能性がある、と世界保健機関(WHO)が発表しているんです。
たとえばこんな食品
- スーパーのお惣菜コーナーにあるハムやウインナー
- 朝食セットについてくるベーコン
- サンドイッチの具として定番のサラミ
どうすればいい?
- 「無塩せき」「無添加」と表示された加工肉を選ぶ
- 鶏むね肉に塩・こしょうで下味をつけて焼くだけで、立派なおかずに
- 圧力鍋で手作りチャーシューを作ったら、家族に大好評でした!
【ワースト2】ふわふわ菓子パン、子どもも大好きだけど…
気をつけたいこと
スーパーのパンコーナーで、つい手が伸びてしまう甘い菓子パン。以前は子どものおやつにと買っていたんですが、表示を見てびっくり…トランス脂肪酸や添加物がずらっと書かれていました。
なぜ?
マーガリンやショートニングに含まれる「トランス脂肪酸」は、悪玉コレステロールを増やし、心臓病のリスクを高めることが報告されています。さらに、保存料・香料・着色料なども多く、毎日食べるのは心配です。
厚生労働省も「摂取量をできるだけ減らすように」とアナウンスしています。
たとえばこんな食品
- コンビニやスーパーの菓子パン全般(クリーム・チョコ・メロンパンなど)
- チルドのデニッシュ系パン
どうすればいい?
- 熟したバナナを使った簡単マフィンは、我が家のおやつ定番
- 全粒粉とナッツで栄養もプラス、腹持ちも◎
- 市販品を買うなら、「国産小麦」「無添加」表示のものをじっくり選びましょう
▶ 甘いおやつに迷ったら…添加物少ないお菓子おすすめ7選(スーパー&コンビニ編)
【ワースト3】ゼロカロリー飲料、実は“ゼロじゃない”リスク
気をつけたいこと
「砂糖不使用」「ゼロカロリー」と聞くと、体にやさしそうなイメージですよね。私も以前、ダイエット中によく飲んでいました。でも、人工甘味料のことを知ってからは手が伸びなくなりました。
なぜ?
アスパルテームやスクラロースといった人工甘味料は、腸内の善玉菌に影響を与えて、腸内環境を乱す可能性があると言われています。実際、Nature誌でも「耐糖能異常(血糖コントロールの乱れ)」との関連が示された研究が発表されました。
たとえばこんな飲み物
- ダイエットコーラやゼロカロリー炭酸飲料
- カロリーオフのスポーツドリンク
どうすればいい?
- 無糖炭酸水にレモンやミントを加えるだけで、爽やかな飲みごたえに
- 果物をスライスして水に入れる「フルーツウォーター」もおすすめ
- ノンカフェインのハーブティーは、リラックスタイムのお供にもぴったり
▶ やさしい選択肢を探している方へ:スーパーで買える無添加飲み物おすすめ5選
食品を選ぶときに気をつけたい“3つのコツ”

原材料表示を見てみよう
- よく知っているもの(例:砂糖・塩・小麦粉) → OK
聞きなれないもの(例:加工でん粉・調味料(アミノ酸等)) → 要注意!
たとえば「砂糖」「塩」「小麦粉」など、料理でよく使う素材はイメージしやすいですよね。でも「加工でん粉」「調味料(アミノ酸等)」など、家庭ではあまり使わない名前が並んでいたら、一度立ち止まって考えてみると安心です。
できるだけ“そのままの素材”に近いものを
- 見た目で何かわかるもの(例:人参・わかめ・豆腐) → OK
原型がわからない加工食品(例:冷凍ハンバーグ・スナック菓子) → 要注意 !
お味噌汁の具材みたいに、「人参」「わかめ」「豆腐」など、何を使っているかが一目でわかるような素材が理想です。そういった食品は加工度も低く、余計な添加物が入りにくいんです。
「無添加」表示だけで安心しない
- 無添加でも糖分・塩分が多いもの(例:ジャム・ポテトチップス) → 要チェック
表示に頼りすぎず、原材料や加工度も合わせて確認を !
「無添加」と表示されていても、実は別の形で添加物が含まれていたり、塩分や糖分がたっぷり入っていることもあります。
たとえば、無添加のジャムでも砂糖がすごく多かったり、無添加のポテトチップスでも油と塩で味付けが濃いことがありますよね。
表示に安心しすぎず、原材料や栄養成分、そしてその食品が“どれだけ加工されているか”もあわせて見てみると、より安心です。
▶ 塩も実は奥が深い!岩塩と海塩、どっちを選ぶ?無添加志向のための選び方ガイド
▶ 無添加調味料で作る子ども向けごはんもチェック!腸にやさしい簡単レシピ3選
参考にしたデータと情報元
「本当にそうなの?」と気になって調べてみたところ、加工肉やトランス脂肪酸、人工甘味料といった食品は、実際に世界的にも健康への影響が懸念されているとわかりました。以下に参考になるデータをまとめておきますね。
本記事で紹介している内容は、以下の公的機関・専門文献に基づいています。
- 加工肉の発がん性に関する情報:
- 世界保健機関(WHO)傘下の国際がん研究機関(IARC)による分類(グループ1:ヒトに対する発がん性あり)
- 出典:https://www.iarc.who.int/wp-content/uploads/2018/07/pr240_E.pdf
- トランス脂肪酸のリスクについて:
- 人工甘味料と腸内環境の研究:
- Nature誌(2014年)で発表された研究
- 出典:https://www.nature.com/articles/nature13793
これらの信頼性ある情報に基づいて、できるだけ正確で役立つ内容をお届けしています。
よくある質問(FAQ)
Q. 日本で一番体に悪い食品って何?
加工肉やトランス脂肪酸を多く含む食品は、世界的にも健康リスクが指摘されています。WHOや厚労省も注意喚起しているので、日常的な摂取は控えたいところです。
Q. 一番やばい添加物は?
亜硝酸ナトリウムや人工甘味料(アスパルテーム、スクラロースなど)は、摂取量によっては健康への影響が心配されています。日常的に摂る量をできるだけ少なくする工夫が大切です。亜硝酸ナトリウムや人工甘味料(アスパルテーム、スクラロースなど)は、摂取量に注意が必要です。
Q. 毎日食べるといい食品は?
発酵食品(ぬか漬け・味噌)や季節の野菜、玄米など、昔ながらの和食に使われる素材は腸にもやさしく、毎日の食卓にぴったりです。
おわりに|ちょっと気をつけるだけで、未来が変わる
私自身も「完全に無添加なんてムリ…」と感じていた一人です。でも、少しずつできることから始めたら、家族の体調や肌の調子に変化が出てきました。
大切なのは、「知って、選ぶこと」。 毎日のごはんが、未来の元気をつくると思って、今日から小さな一歩を踏み出してみませんか?
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