「ちゃんと洗ってるのに、なんかニオう…?」

そんなふうに感じる瞬間、最近少しずつ増えてきていませんか?
汗や皮脂のニオイは、思春期の成長サイン。
でも、デリケートな時期だからこそ、やさしいケアでそっと寄り添いたい。
この記事では、無添加で安心な体臭ケアアイテムを厳選してご紹介します。
「子どもと無添加、どこから始める?」と迷ったらこちらをどうぞ。🌿 子どもと始める無添加生活ガイド
※子どもの「体臭」が気になり始めたら読むページです
最近、子どもの制服に汗じみが目立つようになってきたな…と思うようになりました。
頭皮の油分も多くなって、「ちゃんと頭洗ってるの?」と声をかけたら、不機嫌な顔で「洗ってるし!」と怒られてしまったことも。🥹
難しい年頃だからこそ、親としてさりげなく支えられる方法がないかと探すようになりました。
思春期に入ると、ホルモンの影響で汗や皮脂の分泌が活発になり、それが空気や菌と混ざることで体臭が強く感じられるようになります。
(参考:第一三共ヘルスケア|体臭のしくみと対策)
詳しくは 第一三共ヘルスケア|子どもの皮膚トラブルQ&A もご覧ください。
特にわき・頭皮・足まわりなど、蒸れやすい部位からニオイが発生しやすくなるのが特徴。
「思春期臭」と呼ばれるこのニオイは、大人の体臭とは少し異なり、酸っぱい汗や皮脂が混ざったようなニオイと表現されることもあります。
洗濯しても残ることがあり、親としては気になるものの、子どものプライドもあるので指摘の仕方にも悩みますよね。
男の子と女の子、それぞれの体臭の特徴とケアのコツ
🧒 男の子の場合
男の子は特に頭皮やわき、靴下のニオイが強くなりがち。
運動部に所属していたり、汗の量が多い子ほど、ニオイも目立ちやすくなります。
👧 女の子の場合
女の子は全体的な“ムワッと感”を感じることが多く、デリケートゾーンのニオイや肌に残る体臭に繊細になりやすい傾向があります。
汗じみや制服のニオイが気になると、自己肯定感にも影響してしまうことも。

ただ、「ちゃんと洗ってるの?」と聞くと不機嫌になることも多く、声かけには配慮が必要だと実体験から感じました・・
💡ケアのコツ
わが家でも、頭皮のニオイや制服の汗じみが目立ってきたことがきっかけでしたが、「自分ではちゃんと洗ってるつもり」の子どもにとっては、親からの指摘がストレスになることも…。

声をかけるより、環境を整えて“選ばせる”方がスムーズに取り入れてくれました。
どちらのケースでも共通して大切なのは、
「ニオイ=汚い」ではなく、“成長に伴う自然な変化”だと理解しながらサポートすること。
そこで次の章では、無理なく取り入れられる、無添加でやさしいケアアイテムをご紹介します。
思春期におすすめの無添加体臭ケアアイテム4選
思春期の体臭ケアというと、「薬用ボディソープ」や「強力なデオドラント」を選びたくなるかもしれません。
たしかに一時的にはニオイを抑える効果がありますが、殺菌成分が強すぎると、肌に本来ある“良い菌”まで減らしてしまい、かえって体臭が悪化するケースもあるのです。
実際に、「薬用じゃないとニオイが取れない気がして、やめられなくなった…」という声も聞かれます。
だからこそ思春期のデリケートな肌には、
香料や合成殺菌剤に頼らず、肌本来のバランスを守る“無添加のやさしいケア”から始めるのがおすすめです。
ここからは、親子で安心して使える無添加のデオドラント&石けんアイテムを4つご紹介します。
① Crystal|天然デオドラント ロールオン(無香料)
✔ ミョウバン主成分&無香料で肌にも常在菌にもやさしい処方
天然のミョウバン成分(アルム石)を使用し、殺菌剤・界面活性剤・香料不使用の自然派ロールオン。
敏感肌でも使いやすく、思春期のニオイ対策に最適な“最低限の処方”が特徴です。

② だいじょうぶなもの|DE ロールオン(微香料)
✔ 自然由来成分100%・オーガニック素材を使ったやさしい処方
アロエベラ液汁やオーガニックオイルをベースにした無添加ロールオン。
アルコールもサトウキビ由来・香料も天然成分のみ使用で、毎日安心して使える処方。ほんのり香る自然な香りも人気です。

③ ねば塾|白雪の詩(無添加石けん)
✔ 家族全員で使える!シンプル成分の大判石けん
泡立ちが良く、汗や皮脂をしっかりオフしながら肌に余計な刺激を与えない。
洗顔や髪の地肌ケアにも使える万能タイプ。

④ アラウ.|泡ボディソープ(無香料タイプ)
✔ ポンプ式の泡タイプで、子どもでも使いやすい設計
合成成分を使わず、植物由来のやさしい成分で皮膚バリアを守りながら清潔に保てる。
デリケートな肌にも◎。

親子でケアを自然に取り入れるためのポイント
いくら良いアイテムを用意しても、「これ使って」と手渡すだけではなかなか受け入れてもらえませんよね。

思春期の子どもに無理なくケアを始めてもらうには、“さりげない工夫”がポイントです。
- 親子で同じものを使う(共有する)
→「これママも使ってるよ」と一言添えるだけで、受け入れやすくなります。 - 洗面所やお風呂場に自然に置いておく
→「すすめる」のではなく「選ばせる」空気感を大切に。 - 香りや刺激が少ないものを選ぶ
→「ニオイでバレるからイヤ」と避けられるのを防ぐ工夫にも。
子どもが自分から使い続けられるようになるには、“押しつけない姿勢”と“日常に自然にあること”が大切です。
まとめ|ニオイの変化は、成長の証。やさしく見守ろう
体臭が気になり始めるのは、子どもの成長においてごく自然なこと。
急な変化に戸惑うのは、親も子も同じです。
「ちゃんと洗ってるの?」と言いたくなる気持ちをぐっとこらえて、
そっと寄り添えるアイテムや習慣を整えてあげることが、親としてできる優しいサポートなのだと思います。
香りでごまかさず、肌を守りながらケアすること。
それが、無添加アイテムがもつ最大の価値です。
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よくある質問(FAQ)
Q. 思春期臭ってどんなニオイですか?
「汗+皮脂+雑菌」が混ざったような、少し酸っぱい・ムワッとしたニオイが特徴です。
特にわき・頭皮・足から発生しやすく、「制服のニオイが落ちにくくなった」「枕がなんだかクサい」と感じたら要注意です。
Q. 女の子と男の子で対策は違いますか?
基本は同じですが、ニオイの出やすい部位と気にするポイントが少し異なります。
男の子は「わき・頭皮・足」、女の子は「服のこもったニオイ」「肌に残るムワッと感」などに敏感になる傾向があります。
Q. 市販の薬用ボディソープやデオドラントでも大丈夫ですか?
一時的には効果がありますが、殺菌力が強すぎると皮膚の善玉菌まで減らしてしまい、かえって体臭が悪化することも。
まずは無添加でやさしいケアから始めて、肌のバリア機能を保つのがおすすめです。
Q. 中学生になったらもう「大人用の制汗剤」でいいですか?
制汗剤の成分によってはアルミニウムや香料が強すぎて肌トラブルの原因になることも。
思春期の肌はまだ敏感なので、「無添加・低刺激・香り控えめ」な製品を選ぶようにしましょう。
最後に・・
今回の記事は、わが家での体験をもとに、無理なく続けられるやさしい体臭ケアをまとめてみました。
思春期の子どもとの距離感に悩みながらも、少しでも穏やかにサポートできたら…という気持ちで選んだアイテムばかりです。
同じように悩まれている方の参考になればうれしいです。