実はパン、大好きなんです・・
炭水化物ってやっぱり幸せをくれる感じがありますよね。

筆者も妊娠中は「もうパンの妖精に取り憑かれたのでは?」と思うくらい、パン屋さん巡りに夢中になっていました。友人と一緒に、毎週のように新しいパン屋さんを探していたのも、いい思い出です。
今では少し落ち着いたものの、子どもが「パンがいい〜!」という日はよくありますし、朝ごはんやランチにもパパッと食べられて本当に便利。
私にとってパンは、日常にやさしく寄り添う存在です。
でもその一方で、「パンって体に悪いらしいよ」という話を耳にすると、気になってしまいますよね。
私も、小麦粉や油脂のことが心配になって、米粉パンを手作りしたり、せいろで蒸しパンを作ったりといろいろ試してきました。
それでも、やっぱり外でパンを買う機会は多いからこそ、「どんなパンを選べば安心なのか?」をちゃんと知っておきたい。

この記事では、「体に悪いパン」とされる理由や避けたいポイントをやさしく、でもしっかりお伝えしていきます。
無添加で安心できるパンを探している方は、以下の記事もぜひ参考にしてみてください。
- 毎日食べるからこそ安心を|市販で買える無添加食パンおすすめ7選【2025年最新】
- 無添加派が選ぶ!セブン食パン3選|原材料で選ぶ本当にやさしいパン
- 【非常食パン】マツコ絶賛!おすすめ7選と無添加パンの選び方
体に悪いパンとは?特徴と共通点を知ろう
使われている添加物に注意
体に悪いと言われるパンには、共通する特徴があります。
それは、見た目や日持ちを優先するあまり、「自然から離れた素材」がたくさん使われていることです。
本来、パンは「小麦粉・塩・水・酵母」のシンプルな素材で作れるもの。
でも市販のパンには、ふわふわの食感や香りを出すために、イーストフード・乳化剤・香料・保存料など、さまざまな添加物が使われていることがあります(※参考:厚生労働省 食品添加物 よくある質問 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuten/qa_shohisya.html

特にコンビニやスーパーで売られている菓子パンや惣菜パンは、表示をよく見ると、知らないカタカナの名前がずらり…ということも。
マーガリン・ショートニングはトランス脂肪酸に注意

また、バターの代わりに使われる「マーガリン」「ショートニング」などの人工油脂にも注意が必要です。
これらにはトランス脂肪酸が含まれることがあり、心臓疾患リスクの増加や、悪玉コレステロールの増加といった健康への影響が報告されています(※出典:農林水産省「トランス脂肪酸に関する情報」https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/trans_fat/
【体に悪いパンランキング】避けたい市販パン7選
パンの種類 | 理由と注意点 |
---|---|
1️⃣ ロングライフパン | 賞味期限が極端に長く、防腐剤・酸化防止剤が多用されていることが多い。常温保存前提のため、保存性重視で素材の質が犠牲になっているケースも。※ロングライフパンとは、常温で1週間以上保存できるよう加工されたパンのことで、防腐剤や脱酸素包装などが使用されています。 |
2️⃣ 菓子パン(クリーム・チョコ系) | 香料・甘味料・着色料が多く、栄養よりも嗜好性重視。たとえば「チョコデニッシュ」「クリームパン」「メロンパン」などは、特に甘味料・香料が多く、子どもの味覚形成にも影響がある可能性。 |
3️⃣ 白くてフワフワの食パン | 精製小麦のみ使用でビタミン・ミネラルが少なく、血糖値を急上昇させやすい。ふわふわ感を出すための添加物が使われていることも。 |
4️⃣ マーガリン入りバターロール | バターの代わりに使われるマーガリンやショートニングには、トランス脂肪酸が含まれていることがあり、健康リスクが懸念される。 |
5️⃣ お惣菜パン(チーズ・ベーコンなど) | 加工肉・チーズ風味調味料などにリン酸塩や発色剤、保存料などの添加物が含まれていることが多い。 |
6️⃣ メロンパン・レーズンパンなど甘いパン | 砂糖・香料が極端に多く、満腹感よりも“クセになる味”を意識した作り。食べ過ぎに注意。 |
7️⃣ 格安業務スーパー系パン | 値段を抑えるために、原材料の質や製造工程にばらつきがある。添加物や外国産小麦が多い場合もある。 |
例えば、百円ショップのレジ付近にあるワゴンの中のパン。便利で安くて、つい手に取ってしまいますよね。私も学生時代など、まだ何も知らなかった頃は、そういったパンをよく買っていました。
でもある時ふと裏側の表示を見てみると、「これ…本当にパン?」と思うような素材ばかり。 パンとは思えないカタカナ成分がズラリと並んでいて、驚いた記憶があります。
今では子どもにも、「パンを買う時は裏側を見てみてね」と伝えるようにしています。毎日食べるものだからこそ、ちょっとした気づきが、体をいたわる第一歩になるのかもしれません。
どうしてパンに添加物が使われるの?
コスト・見た目・日持ちのため
食品メーカーは「いつでも」「どこでも」「安く」パンを提供するために、安定した製造と保存性を求めます。
そのため、保存料や加工油脂を使った“便利なパン”が増えているのが現実です。
安心して食べられるパンの見分け方
原材料がシンプルなものを選ぶ
「小麦粉・酵母・塩・水」など、家庭でも作れる材料が目安。
添加物やカタカナが少ないものを選びましょう。
国産小麦・天然酵母などの表記をチェック
輸入小麦にはポストハーベスト農薬の心配もあるため、なるべく国産小麦や有機小麦を選ぶのがおすすめです(※参考:農林水産省「ポストハーベスト農薬」https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/zanryu/faq.html
健康にいいパンの特徴とは?
- 原材料がシンプルで余計なものが入っていない
- 国産小麦や全粒粉・天然酵母など栄養価を意識したもの
- 保存料や香料などが使われていない
地元のパン屋さんや自然食品店を活用
素材にこだわったお店を見つけて、店員さんに聞いてみるのも◎
「バターは本物?」「乳化剤使ってる?」など、意外と丁寧に答えてくれます。

最初に声をかけるのは緊張するけど、安心してパンを買うにはやっぱり知っておきたい情報!
我が家のパン選び|体にやさしい食卓を目指して
我が家では、朝ごはんやランチでパンを食べることもありますが、「毎日は食べない」「素材を確認する」というバランスを意識しています。
米粉で蒸しパンを手作りしたり、天然酵母のパンを冷凍ストックしたり、家族の体調や食生活に合わせて工夫するようになりました。
無理に“パンNG”にせず、「なるべくいいパンを選ぶ」ことから始めてみませんか?
まとめ|パン選びに迷ったら「原材料」を見よう
- 体に悪いパンは、見た目・日持ち・価格を優先しがち
- 添加物やトランス脂肪酸が多く含まれていることがある
- 安心なパンを選ぶには、原材料表示を見るクセをつけよう
- 自家製や自然食品店をうまく取り入れて、無理のないパン習慣を

裏側の原材料を見る癖を!
よくある質問(FAQ)
Q. パンは週にどれくらいまでならOK?
A. 個人差はありますが、毎日ではなく週2〜3回程度に抑えるとバランスがとりやすいです。
Q. 子どもにはどんなパンがおすすめ?
A. 無添加で、できれば国産小麦・天然酵母のシンプルなパンを。甘いパンよりも、全粒粉や米粉系がおすすめです。
Q. 通販で買える無添加パンはある?
A. 有機JAS認証を受けたパンや、冷凍保存できる天然酵母パンなど、探せば意外とたくさんあります。
Q. ヤマザキパンなど大手の市販パンは避けたほうがいい?
A. 必ずしもすべてが悪いわけではありませんが、価格や大量生産の都合で添加物が多く含まれる商品もあります。原材料表示を確認し、避けたい添加物(イーストフード、乳化剤、マーガリンなど)が入っていないかを見ましょう。
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安心してパンを楽しめるように、毎日の選び方を見直してみましょう。