はじめに
「最近、なんだか体が重い」「肌の調子も今ひとつ…」そんな風に感じることはありませんか?
私も以前は、便秘や疲れやすさ、肌荒れに悩んでいました。
そんなときに出会ったのが“麹”。昔ながらの発酵の力が、思った以上に私の体と暮らしを整えてくれたんです。
麹はスーパーでもよく見かける身近な存在。
でも、どんなメリットがあって、逆に気をつけるべきことって何なのか、意外と知られていない気がします。
この記事では、私自身の体験を交えながら、麹の良さと注意点をやさしくお伝えします。「無添加な暮らし、ちょっと気になるかも」そんなあなたにぴったりの内容です。
この記事でわかること
- 麹を取り入れることで感じた体の変化
- 麹を使う際に気をつけたいこと
- 初めての人でも安心な麹の選び方
- 忙しくてもできる麹の取り入れ方
麹の魅力を実感!私が感じた7つのメリット

腸が整うと心まで軽くなる
私は以前、便秘とお腹の張りに悩まされていました。いろんな対策を試した中で、毎朝の甘酒が腸にやさしく効いてくれたんです。麹が善玉菌をサポートしてくれるおかげか、お腹が軽くなったことで気分までスッキリ。体と心はつながっているんだなぁと実感しました。甘酒豆乳が飲みやすい🎵
食べたあとがラクになる
年齢を重ねるにつれて「消化力が落ちたかも?」と感じていた私。そんなときに麹の酵素の力を知りました。塩麹で下味をつけたお肉やお魚はやわらかく、胃もたれ知らず。子どもたちも「今日の焼き魚やわらか~い!」とパクパク食べてくれます。
風邪をひかなくなった
毎年冬になると風邪をひいていた私ですが、甘酒を習慣にしてからは風邪知らず。腸と免疫の関係って本当なんだなと実感しています。「なんとなく元気が出ないな」という日も、甘酒を飲むと体がポカポカして元気が戻ってくる気がするんです。
肌がしっとり、鏡を見るのが楽しくなった
乾燥肌が気になっていた時期、何気なく始めた甘酒生活。続けてみると、肌がふっくらしてメイクのノリも良くなったんです。いつの間にか、美肌になってきた感!
添加物なしの調味料が作れる安心感
市販のドレッシングやタレの裏面を見ると、知らないカタカナ成分がズラリ…。そんなときに出会ったのが、塩麹や醤油麹。米・塩・水だけで作れる、シンプルで体にやさしい調味料。子どもがいる家庭にも心強い存在です。
無理せず減塩・減糖が叶う
我が家では、塩の代わりに塩麹を使うことが多くなりました。塩分を控えつつも「物足りない」とは感じません。むしろうまみが増して、料理全体の味が引き立ちます。砂糖の代わりに使う甘麹も、ほんのり優しい甘さでお気に入りです。
料理が一段とおいしくなる
麹って、実は料理の“かくし味”としてもすごいんです。ちょっと加えるだけで、全体の味がまとまり、料理上手になった気分に(笑)。家族に「今日のごはん、なんかお店っぽい味!」なんて言われた日は密かにガッツポーズしています。
知っておきたい!麹の注意点
食べすぎると体に負担も
どんなに体にいい麹でも、摂りすぎると逆効果。特に甘酒は糖分があるので、私は1日100mlを目安にしています。以前、調子に乗って1日何回も飲んでいたら、なんとなく体が重だるくなって…。何ごとも“ちょうどよく”が大事ですね。
保存にはちょっとコツがいる
私が最初に戸惑ったのが、麹の保存方法。うっかり常温に置いてしまって風味が落ちてしまったことがありました。それ以来、冷蔵庫か冷凍で保存。小分け冷凍しておくと、使いたいときにパッと使えて便利ですよ。
アレルギーのある方は原材料チェックを
家族に小麦アレルギーの子がいるので、私は「米麹」表記をしっかり確認するようにしています。体にやさしいはずの麹でも、人によっては合わない場合があるので、最初は少量ずつ試すのが安心です。
初心者さん向け:無添加麹の選び方
原材料はできるだけシンプルに
裏ラベルを見るのが習慣になった私。シンプルに「米・塩・麹菌」だけで作られた麹なら、無添加で安心です。「調味料(アミノ酸等)」といった表記があるものは避けるようにしています。
国産・無農薬のお米を使った麹を選ぶ
「どうせ毎日使うなら、安心なものを」と思い、私は国産・無農薬米で作られた麹を選ぶようにしています。少し値段は上がるけれど、それだけの価値があると感じています。農家さんの顔が見える商品は、使っていてもなんだか気持ちがいいんですよね。
忙しくてもできる!私の麹生活
- 朝の身支度中に甘酒を飲む(100ml)
- 下ごしらえは塩麹でまとめて漬けておく
- 醤油麹を常備して炒め物にさっと使う
忙しい日でも、ちょこっと取り入れるだけで心と体に“余裕”が生まれます。

「あ、ちゃんと自分を大事にできてるな」って思えるんですよね。
「麹って体に悪いの?」の誤解
「麹は体に悪い」なんて話を聞いたことがあるかもしれません。
でも、それってたいてい甘酒の“飲みすぎ”や、糖質への過度な不安が原因。麹そのものはむしろ体にやさしい存在。大切なのは、自分に合った量と付き合い方です。
麹を毎日食べてわかったこと
麹を習慣にしてから、体の中から整っていくような感覚があります。
肌もお通じも調子がよく、気持ちまで前向きに。もちろん即効性があるわけじゃないけれど、じわじわと「整っていく」のを感じられる、そんな存在です。
乾燥麹のちょっとした落とし穴
最初は「保存がきいて便利!」と思った乾燥麹。でも戻し方がわからず、うまく使いこなせなかったこともありました。私はまず生麹から試して、使い慣れてきたところで乾燥麹にシフト。
自分のペースで無理なく始めるのが一番です。
よくある質問(FAQ)
Q. 米麹は体に悪いの?
A. 基本的には体にいいものですが、糖質を含むため摂りすぎには注意です。私は甘酒を1日100ml程度にしています。
Q. 麹生活で好転反応はありますか?
A. 私自身はなかったのですが、体が整っていく途中で一時的にお腹がゆるくなる人もいるようです。無理せず様子を見てくださいね。
Q. 麹でダイエットできますか?
A. ダイエット目的というより、体のバランスを整えてくれる存在。間食が減ったり、代謝が上がったり…体が自然と軽くなる感覚があります。
Q. 米麹の目安量は?
A. 甘酒なら1日100ml、塩麹なら小さじ1~2杯くらい。私はお腹の調子や体の感覚を見ながら、日によって調整しています。
まとめ|麹と一緒に、やさしく整う暮らしへ
「もっと体をいたわりたいな」そう思ったときに出会った麹。
今では私の毎日に欠かせない存在です。無理なく、でも確実に体を整えてくれる麹の力を、ぜひあなたも感じてみてください。小さな習慣が、きっと大きな変化につながります。
参考
- 農林水産省「発酵」の不思議」
https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/2211/spe1_01.html