「最近よく聞くマイクロプラスチック。
毎日使う“塩”にも入っているって本当…?」

そんな不安を感じたことはありませんか。
私自身、子どもと一緒に使う調味料はできるだけ安心なものを選びたいタイプです。
とくに塩は、味の決め手になるだけでなく、体のバランスを整える大事なミネラル源でもあります。
そこでこの記事では、
- マイクロプラスチックは塩に入るの?
- どんな塩を選べば安心?
- 日本で買いやすい“安全な塩”ってどれ?
- 海塩・岩塩のどちらが良いの?
などを、できる限りやさしくまとめました。
後半では スーパーや通販で買える“安全性が高い塩”5つもご紹介します。

小さな不安がすーっと軽くなり、今日からの塩選びがラクになりますように。
💡「先におすすめの塩だけ知りたい…」という方へ
マイクロプラスチックが気になる方向けに、日本で買いやすい“安全寄りの塩”を5つまとめました。
マイクロプラスチックは塩に入る?まず知っておきたいこと

いきなり結論からお伝えすると——
海水を原料にする「海塩」は、微量のマイクロプラスチックが混入する可能性がある
一方で「岩塩(地中由来)」は混入しにくいと考えられている
というのが現在の見解です。
もちろん、日本の塩メーカーは安全基準に基づいて製造しており、
「危険」というレベルではありません。
ただ、“より慎重に選びたい方” は、次のポイントを意識してみてください。
安心して選ぶための3つのポイント
① 採取元をチェック(海塩 or 岩塩)
- 海塩 → 海水由来のため微量の混入リスクあり
- 岩塩 → 地中の古代海水由来のため混入しにくい

「絶対にイヤ!」という人には岩塩が向いています。
② 製法が明記されているもの
- 天日塩
- 平釜塩
- 粟国の塩などの自然製法
- 天日塩 → 塩田で自然乾燥
- 平釜 → 釜でじっくり煮詰めて結晶化

製法が丁寧なものは、“ごまかしのない塩” といえます。
③ 信頼できるブランドを選ぶ
安全性はもちろんですが、
毎日使う塩は 風味・続けやすさ も大事。
自然派さんに支持されているメーカーは、
製法や原料の透明性が高く、安心して選びやすいですね。
ちょっと一息:フライパンのPFASも気になる方へ
塩のことを調べていると、
「そういえばフライパンのコーティングの安全性も気になる…」
という方も多いはずです。
実は私もそうで、
“調味料の安全性” と “調理道具のPFAS問題” はセットで気にすることが多いんですよね。
そんな方は、こちらも参考になるかもしれません👇
【PFASは大丈夫?】自然派ママが選ぶフライパンの安全性ガイド
日本で買える“安全な塩”5選(自然派・無添加派向け)
「できるだけマイクロプラスチックを避けたい」

「自然製法の塩を選びたい」

ここからは、そんな方に向けた 安心感のある塩を5つ厳選しました。
粟国の塩(沖縄県)
海水100%自然製法。伝統的な“流下式塩田”を守る希少な海塩
- 海水をくみ上げ → 風と太陽で濃縮 → 平釜で結晶化
- ミネラルのバランスがとても良い
- 和食との相性バツグン

👉 粟国の塩は「マイクロプラスチック 塩」で指名検索が多いほど信頼されている塩です。
海の精 あらしお(伊豆大島)
ていねいな自然海塩。味のまとまりが良く“万能タイプ”
- 日本の海水100%
- 昔ながらの天日+平釜製法
- 毎日の味噌汁・ご飯・おかずに

「まずは1本選ぶなら?」でよく名前が出る塩です。
ぬちまーす(沖縄)
ミネラル量トップクラスのふわふわ自然海塩
- “常温瞬間空中結晶法” という独自製法
- とても細かく、スッと溶ける
- サラダ・スープ・朝の温スープに◎

料理が美味しいと言われる時はこの塩を使ってる時が多いかも
ヒマラヤ岩塩(ピンクソルト)
地中由来でマイクロプラスチックの混入リスクが低い岩塩
- 太古の海水が結晶化した塩
- ミネラルの種類が豊富
- ステーキ・焼き野菜に合う

「とにかくマイクロプラスチックが怖い」人にはすぐ選びやすい。
フルール・ド・セル
料理を格上げする“塩の花”。仕上げ用に最適
- フランスの塩田で手作業採取
- まろやかで軽やかな風味
- 野菜や肉の仕上げにひとつまみ

料理の「最後のひと押し」にぴったり。
関連記事
「どの塩を選べばいいか、もう少し具体的に知りたい方へ」
私が実際に使ってみて良かった塩や、スーパーで買いやすいものをこちらの記事で詳しくまとめています。
まとめ|毎日の“ひとつまみ”があなたの安心に
マイクロプラスチックや食品の安全性は、
一度気になるとずっと気になってしまいますよね。
でも、今日お伝えしたように
- 採取元
- 製法
- 信頼できるメーカー
この3つを押さえておくと、
“必要以上に心配しなくていい塩” が自然と選べるようになります。

あなたのキッチンにも、
「これなら安心して使える」と思える塩が見つかりますように。
Q1. マイクロプラスチックは本当に塩に混入しているの?
A:
現在の研究では、海水を使って作られる海塩には“極めて微量”のマイクロプラスチックが混入する可能性があると報告されています。ただし、日本の塩メーカーは基準を守って製造しているため、「健康に直ちに影響が出るレベル」ではありません。

それでも気になる方は、
岩塩(地中由来)または自然製法の国産海塩を選ぶと安心です。
Q2. 岩塩ならマイクロプラスチックは完全にゼロ?
A:
岩塩は「太古の海水が結晶化した地中の塩」なので、現在の海洋汚染の影響を受けにくいと言われています。ただし、製造工程でのホコリや微粒子など、環境要因までは完全にゼロとは断言できません。

それでも “海塩より混入リスクが低い塩” として選ばれることが多いのは事実です。
Q3. 子どもに使う塩は何を選べばいい?
A:
子ども向けだから特別な塩が必要ということはありませんが、
- 製法がシンプル
- 原料が明確
- 添加物なし
- 味がまろやかで使いやすい
こういった塩が安心です。

海の精・粟国の塩・ぬちまーすなどは風味がやさしく、毎日のご飯や味噌汁に使いやすいと感じています。
Q4. ミネラルが多い塩の方が健康にいい?
A:
ミネラルは大切ですが、「ミネラル目的で塩を大量に摂る」のはNG です。
ミネラル摂取はあくまで“プラスアルファ”。
基本はいつもの料理で「ほんのひとつまみ」で十分です。
健康に気を使う方は、塩の種類よりも
- 料理に使う量
- 食事全体のバランス
- 水分(ミネラル)補給
の方が大切です。
Q5. どんな人が岩塩を選んだ方がいい?
A:
次のような方には 岩塩が向いています。
- 海洋汚染が特に気になる
- “混入リスクゼロに近い塩” を選びたい
- 肉料理・グリル料理をよく作る
- シンプルな味の塩を探している

一方で、和食中心の方は 海塩のまろやかさ がしっくりくる場合も多いです。
Q6. マイクロプラスチックが気になる人は、海塩を避けるべき?
A:
避ける必要はありませんが、
「どこで」「どのように」作られているかを意識すると安心です。
- 原料海水がきれいな海域
- 天日・平釜など自然製法
- 添加物なし
- 信頼できるメーカー
こういった塩は自然派の方からも長く選ばれています。
Q7. 減塩タイプの塩は安全?
A:
減塩タイプの多くは、塩化ナトリウムの一部を塩化カリウムに置き換えて作られています。基本的には安全ですが、
- 腎臓病などで“カリウム制限”がある方
- 医師から食事指導を受けている方
は避ける必要があるため、医師の指示を優先してください。
Q8. 海塩・岩塩・精製塩、どれが一番安全?
A:
どれが“一番”とは言い切れませんが、
- 岩塩 → マイクロプラスチックが入りにくい
- 自然海塩 → ミネラルが豊富で風味が良い
- 精製塩 → ミネラルは少ないが純度が高く安定
という特徴があります。
安全面と味の両方を考えると、
「岩塩 or 自然海塩」 を選ぶ方が多い印象です。