この記事でわかること
- RO水と湯冷ましの違い
- それぞれの安全性やメリット・デメリット
- 調乳に適した水の選び方
- PFASなど現代的なリスクも踏まえた判断軸
- 実際に使っている家庭の声や使用感
結論:調乳におすすめなのはRO水
調乳に使う水は、赤ちゃんの健康に直結する大事なポイント。
結論から言えば、安全性と安心感の高さから「RO水(逆浸透膜ろ過水)」の方がよりおすすめです。
なぜRO水?その理由は3つ
- PFASや重金属などの微細な汚染物質まで除去できる
- 超軟水(硬度0〜10mg/L)が多く、粉ミルクとの相性が良い
- ウォーターサーバーやペットボトルで安定供給されている
RO水とは?赤ちゃんにも安心なろ過水のしくみ
RO水とは、「逆浸透膜(Reverse Osmosis)」というフィルターを使って水中の不純物をほぼ完全に取り除いた水のことです。
RO水の特長
- 不純物の除去率99%以上(PFAS、細菌、重金属など)
- 硬度が非常に低く、赤ちゃんの腎臓にも優しい
- 無味無臭で粉ミルクが溶けやすい
関連記事:粉ミルクに安全な水とは?水道水・RO水・市販水を徹底比較

実際、私もウォーターサーバーのRO水を使うようになってから、「水の心配が減って育児がラクになった」と実感しています。
湯冷ましとは?昔ながらの方法のメリットと課題
湯冷ましは、水道水を一度沸騰させて冷ましたもの。
昔から調乳に使われてきた方法ですが、現在ではいくつかの注意点もあります。
湯冷ましのメリット
- コストがかからない
- 手軽にすぐ作れる
- 雑菌や塩素は煮沸で除去できる
湯冷ましのデメリット
- PFASや鉛などの化学物質は除去できない
- 地域によって水道水の質に差がある
- 作り置きすると雑菌繁殖のリスクも

「最初は湯冷ましを使ってたけど、PFASのことを知って不安になってRO水に切り替えました」という声も最近増えています。
RO水と湯冷ましの比較表
項目 | RO水 | 湯冷まし |
---|---|---|
安全性 | ◎(99%以上除去) | △(塩素除去のみ) |
PFAS除去 | ◎ | × |
硬度 | ◎(超軟水) | ○(地域差あり) |
コスト | △(購入・契約) | ◎(水道代+電気代のみ) |
手軽さ | ○(購入型 or サーバー) | ◎(家で完結) |
どちらを選ぶ?迷ったときの判断ポイント
こんな方にはRO水がおすすめ
- 水道水の安全性に不安がある地域にお住まい
- できるだけ不純物の少ない水で調乳したい
- ウォーターサーバーやペットボトル水を使う習慣がある
こんな方には湯冷ましでもOK
- 水道水の水質に信頼があり、PFASの心配がない
- できるだけコストを抑えたい
- すぐにお湯を沸かして冷ます時間が取れる
まとめ:赤ちゃんにとって安心な水を選ぼう
- 調乳にもっとも安心なのは、PFASや不純物を徹底除去できるRO水
- 湯冷ましはコスト面では優秀だが、地域の水質次第で不安が残る
- 安全性を第一に考えるなら、RO水の導入を前向きに検討してみてください