この記事でわかること
- 粉ミルクに使う水の正しい選び方
- 赤ちゃんに水道水はいつから使える?
- RO水・湯冷まし・ミネラルウォーターの違い
- 市販で買えるおすすめの水
- PFAS(有機フッ素化合物)や硬度の注意点
粉ミルクに使う水の選び方:基本の3条件
結論から言うと、粉ミルクに使う水は「軟水」「無添加」「加熱処理済み」の3つを満たしている必要があります。
なぜこの3つが必要なの?
- 赤ちゃんの腎臓は未熟で、ミネラルが多い水(=硬水)は体に負担をかけてしまう
- 雑菌やPFASなど、見えないリスクから守りたい
- 粉ミルクの栄養をしっかり活かすには、適切な温度と水質が必要
私自身、最初は「ミネラル=体にいい」と思い込んでいて、硬水のミネラルウォーターを使いそうになったことがあります。
でも調べてみると、赤ちゃんにとっては逆効果になることも。
実際にお医者さんにも確認して、きちんと調べておいてよかったと感じました。
安全な水の条件
条件 | 理由 |
---|---|
軟水(硬度60mg/L以下) | 赤ちゃんの胃腸への負担が少ない |
無塩素・無フッ素 | 化学物質をできるだけ避けたい |
一度沸騰させた水(70℃以上) | 雑菌を除去し、粉ミルクが溶けやすくなる |
水道水は使っていい?煮沸のタイミングと注意点
水道水は基本OK、ただし煮沸が必要
日本の水道水は安全性が高いとされています。
実際、私も子育て中に「お湯を冷ませば水道水でOK」と聞いて安心しました。
ただし、使用前には必ず一度沸騰させて(5分ほど)から使うのが基本です。
注意点
- 地域によってはPFASや塩素の影響があることも
- 煮沸してもPFASは取り除けません
詳しくは:赤ちゃんに水道水はいつから?浄水器・PFASも解説
RO水(逆浸透膜ろ過水)とは?安心度No.1の理由
関連記事:RO水と湯冷ましの違いとは?調乳に向く水の条件を比較
RO水とは、特殊なフィルターで水中の不純物をしっかり取り除いた水のこと。
特徴とメリット
- PFAS・重金属・細菌などを99%以上除去
- 硬度は0〜10mg/Lと超軟水
- 安心感が高く、私の周りのママ友でもウォーターサーバー派はRO水を選んでいる人が多いです
湯冷ましは昔からの定番。でも本当に安全?
関連記事:赤ちゃんに白湯はいつから?作り方と与え方をやさしく解説
湯冷ましは昔ながらの方法ですが、最近はその安全性が見直されています。
懸念点
- 煮沸してもPFASや重金属は除去できない
- 水道水の成分は地域差がある
「昔は湯冷ましが当たり前だったけど、今は情報も進化してるから、できるだけRO水のような安心できる水を選びたい」と感じたのが私の正直な思いです。
ミネラルウォーターは使っていい?軟水と硬水の違いに注意!
関連記事:赤ちゃんに湧水・天然水・鉱水は危険?硬水・軟水の違いを解説
基本は「軟水ならOK」
- 硬水(硬度120mg/L以上)はNG
- 軟水ならOKですが、ラベル表示は必ずチェックしましょう
注意が必要な水の例
- エビアン(硬度300以上)→ NG
- いろはす、南アルプスの天然水 → OK(軟水)

最初は「天然水ならなんでも安心でしょ?」と思っていたのですが、実は天然水=赤ちゃん向けとは限らないことを知って驚きました。
市販で買える!粉ミルクにおすすめの水(2025年)
以下は、赤ちゃんの粉ミルクづくりにおすすめの市販水です。軟水であること、RO処理などの安全性が明記されているものを中心に選んでいます。
- クリクラ(RO水)
- いろはす(軟水)
- 南アルプスの天然水(軟水)
- ピュアウォーター(RO処理済みの記載あり)
関連記事:赤ちゃんに市販の水は安全?ミルク・水道水・いろはすはOK?
関連記事:RO水と湯冷ましの違いとは?調乳に向く水の条件を比較
よくある質問(Q&A)
Q. 粉ミルクにそのままミネラルウォーターを使ってもいい?
A. 軟水なら基本的にOK。ただし必ず一度沸騰させましょう。
Q. ペットボトルの水を使うときの注意点は?
A. 開封後は24時間以内に使い切る。雑菌繁殖のリスクがあります。
Q. 煮沸はいつまで必要?
A. 離乳食が進む1歳前後までを目安に。地域の水質によって判断しましょう。
子育て中は、赤ちゃんのお世話と家事で手一杯。毎日の食事づくりに悩むママも多いですよね。そんなときは、無添加の食材宅配をうまく活用するのも一つの手です。
また、水選びと同じくらい気になるのが離乳食のスタート時期や、ママ自身の産後の食生活。栄養と安心の両方を考えたい方に、以下の記事も参考になれば嬉しいです。
関連記事:【無添加】子育てママにおすすめ食材宅配ランキング7選
関連記事:【産後】ご飯どうしてる?無添加で乗り切る7つの知恵
まとめ
- 粉ミルクに使う水は「軟水・無添加・加熱処理済み」が基本
- 水道水はOKだが、煮沸が必要。PFASの影響が心配な場合はRO水推奨
- 硬水はNG、軟水を選びましょう
- 市販のRO水やピュアウォーターも選択肢に
赤ちゃんの健やかな成長のために、日々の水選びにも気を配ってみませんか?