この記事でわかること
- 鉄フライパンを「やめたほうがいい」と言われる理由
- 私自身がやめた理由とそのきっかけ
- 無添加・ナチュラル志向に合う調理器具とは?
- 鉄フライパンとゴキブリの意外な関係
- 後悔しないフライパン選びのポイント
鉄フライパン、やめました。私の体験と気づき
こんな風に思ったこと、ありませんか?
鉄フライパンって体に良さそうだし、ずっと使えるって聞くけど……正直、なんだか使いづらい

最初は「一生モノのフライパン」と思って、私もワクワクしながら鉄フライパンを使い始めました。ナチュラル派の私は「鉄分も取れるし、コーティングなしで安全そう」と期待していたんです。
でも、使い続けるうちに「なんだかストレスかも……」と感じることが増えてくるように。
私がやめた主な理由はこの5つ
1. 焦げつきやすくてがっかり…初心者にはハードル高め
いちばん大変だったのは、焦げつき。正直「これ、毎日使うのは無理かも」と思いました。
- 油ならしが面倒
- 洗剤が使えないのが不安
- 火加減に気を使いすぎて疲れる
たとえば、朝の忙しい時間に目玉焼きを作ろうとして焦げつくと、それだけで気分が下がりますよね。
2. 重すぎて後悔した瞬間
私が使っていたのは24cmサイズ。持ち上げたときのずっしり感にびっくりしました。
- 洗うときに手首が痛い
- 片手では動かせない
- 調理中に落としそうでヒヤヒヤ
鉄フライパンは丈夫だけど、毎日サッと使いたい私には合わなかったんです。
3. 鉄分の摂りすぎリスクも?体にやさしいはずが…
「鉄分がとれるから体にいい」と言われますが、実は体質によっては注意が必要なんです。
- 鉄過剰症(ヘモクロマトーシス)という疾患もある
- 小さな子どもや高齢者は過剰摂取に弱い
私自身、鉄を摂りすぎると胃が重く感じることがあって、「自然素材=安心」だけでは語れないと気づきました。
4. 錆びやすく、使い続けるのがつらくなる
使い終わったらすぐ洗って乾かして油を塗る──これが毎回は本当に大変でした。
- 忙しい日はそのまま放置→翌朝には赤サビ
- 油がベタついて収納にも気を使う
- 見た目がどんどん汚れてテンションが下がる
そんなときに出会ったのがこの記事です: 👉【鉄フライパン 黒い汚れ】自然素材で落とす7つの方法
5. IHコンロと相性が悪いことも…悩まされた加熱ムラ
私は途中でIHに切り替えたのですが、鉄フライパンとの相性が微妙でした。
- 底が平らでないと加熱ムラができる
- IH対応と書いてあっても熱の通りが悪いことも
家電との相性って、意外と大事なんですよね。
鉄フライパンとゴキブリの関係は?
「鉄フライパンを使うとゴキブリが出る」と噂されることも。でも、実は原因はフライパンそのものではありません。
- 油汚れや匂いが残ると虫を引き寄せる
- 油ならしをしたまま放置→匂いの温床に
つまり、ゴキブリを防ぐには「清潔に保つこと」が一番なんですね。
鉄フライパンは体に悪い?
鉄は体に必要なミネラルですが、だからといって「多ければ多いほど良い」わけではありません。
- 鉄フライパンからは微量の鉄が溶け出す
- 摂りすぎは内臓への負担になることも
安心して使いたいなら、自分の体質や家族の健康状態にも目を向けてみてくださいね。
後悔しない!ナチュラル派のフライパン選び
鉄フライパンを手放したあと、私は「自然素材で安心して使えるフライパン」を探しました。
おすすめはこの3タイプ
- セラミック製(軽くて扱いやすい)
- 琺瑯(見た目も美しく、匂い移りしにくい)
- ステンレス多層構造(焦げつきにくく長持ち)

詳しくはこちらで紹介しています
無添加生活を支える「道具の選び直し」
無添加・ナチュラルな暮らしって、食べ物やスキンケアだけじゃなく、調理道具までつながっていると実感しています。
「なんかしっくりこないな」「使ってて楽しくないな」と思ったら、それは見直しのサインかもしれません。
そう気づいた私は、フライパンだけでなく「飲み水」も見直しました。

見直しで環境が整うと気持ちがいい!
▶︎ 買ってはいけないミネラルウォーター|PFAS汚染と安全なメーカー
実は今でも、シーンによっては使っています(気分で使い分けも)
ここまで読んで「鉄フライパンってやっぱりダメなんだな」と思われたかもしれませんが、実は私は今でもシーンや気分によって鉄フライパンを使うこともあります。
たとえば、
- ガス火でしっかり焼き目をつけたいとき
- 餃子やお肉をパリッと焼きたいとき
- 鉄分補給が気になるとき
セラミックや琺瑯などと並行して、鉄フライパンも「使いたいときにだけ使う」──そんなスタイルに落ち着きました。
うまく使えば本当に頼もしい道具。それに、育てる楽しさもありますよね。
だからこそ、「無理して一択にしなくてもいい」と今は思っています。
日によって、料理によって、使いたくなる道具が変わる。
そんな“気分と体調に寄り添う道具選び”も、無添加ライフの楽しさのひとつだと思うんです。
▶︎ 【鉄フライパンがひっつく】IHでもくっつかないコツと復活テク
まとめ:鉄フライパン、無理して使わなくてOK!
鉄フライパンには良い面もたくさんあります。でも、それが「自分に合うかどうか」は別の話。
- 焦げやすさ、重さ、手入れの大変さ
- 健康面の不安や家庭環境との相性
こういった理由で「やめたほうがいい」と感じる人も、決して少なくありません。
あなたの暮らしに合った、気持ちよく使える道具を選び直す──それも立派な無添加生活の一歩だと思います。
FAQ:よくある質問
Q:鉄フライパンを使うとゴキブリが出るって本当?
→ 直接の原因ではありませんが、油残りや手入れ不足による匂いがゴキブリを呼ぶことがあります。
Q:鉄フライパンはやっぱり後悔する?
→ こまめな手入れが苦手な人は後悔する可能性あり。逆に使いこなせば一生モノの調理器具です。
Q:鉄のフライパンは体に悪いですか?
→ 鉄は必要な栄養素ですが、摂りすぎには注意が必要。持病がある方は医師と相談しましょう。
Q:無印やニトリの鉄フライパンはどう?
→ 「無印良品」の鉄フライパンはデザイン性重視、「ニトリ」はコスパ重視。ただしどちらも手入れは必須です。
Q:洗剤を使っていい?(ためしてガッテンの説)
→ 軽く洗剤を使う方法もありますが、基本はたわし洗い+乾燥+油塗りが鉄則。独自アレンジする際は自己責任で。
Q:鉄フライパンをやめた後、どんなフライパンを選べばいい?
→ セラミック、琺瑯、ステンレスなど、コーティング不要で安全性の高い素材がおすすめです。