赤ちゃんの離乳食には、安心・安全な無添加のだしを使いたいですよね。
でも、「スーパーで買える無添加のだしパックって本当に安全?」「どれを選べばいいの?」と悩むママ・パパも多いはず。
そこで今回は、スーパーで手軽に買える無添加だしパック5選を厳選!
さらに、赤ちゃんの月齢に合っただしの選び方や、美味しく使えるレシピもご紹介します。
赤ちゃんに安心&美味しい「無添加のだし」を見つけましょう!
離乳食向けのだしパックを選ぶポイント
① 無添加・無塩のものを選ぼう
✅ 重要な理由
- 赤ちゃんの体はまだ未発達のため、化学調味料や保存料を処理する機能が未熟。
- 食塩を含むだしは腎臓に負担をかける可能性があるため、避けるのがベスト。
市販のだしパックには、「無添加」と書かれていても、実際には添加物が含まれている場合があります。特に、以下の成分が入っているものは赤ちゃんの離乳食には不向きです。
成分名 | 何のために使われる? | 赤ちゃんにNGな理由 |
---|---|---|
酵母エキス | うま味を強める | 実質的に「天然のうま味調味料」だが、化学的に加工された食品成分 |
たんぱく加水分解物 | うま味を増す | 加工時に化学処理が行われ、不純物が含まれる可能性あり |
調味料(アミノ酸等) | だしの風味を人工的に強化 | 人工的なアミノ酸が含まれ、自然なだしとは異なる風味になる |
食塩 | 塩味を加える | 赤ちゃんの腎臓に負担をかけるため、離乳食では不要 |
📌 ポイント:
✔ 「無添加」と書かれていても、原材料表示を確認!
✔ 「酵母エキス・たんぱく加水分解物・調味料(アミノ酸等)」が含まれている場合は避ける!
「離乳食には、できるだけ食塩や砂糖を使わず、食材の味を活かしましょう。」
(厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」より)
厚生労働省のガイドラインでは、赤ちゃんの腎臓に負担をかけないために、塩分を控えることが推奨されています。 そのため、離乳食用のだしパックは「食塩不使用」のものを選ぶことが大切です。
② 国産素材を使用したものが安心
重要な理由
輸入原料には漂白や防腐処理がされている場合があるため、安全性が不明確なことも。
国産のだし素材は、食品基準が厳しく、品質管理がしっかりしているため安心。
安心できる国産素材の例
✅ かつお節(鹿児島・静岡産) → 香り高く、うま味たっぷり。
✅ 昆布(北海道産) → クセが少なく、赤ちゃんの初期食にぴったり。
✅ いわし煮干し(長崎・愛媛産) → カルシウム豊富で栄養満点!
NG例:産地が「〇〇(国名)または国内製造」と書かれているもの
→ これは「海外産の原料を国内で加工している」という意味なので注意!ものを選びましょう。
③ 赤ちゃんの月齢に合っただしを選ぶ
重要な理由
- 月齢ごとに赤ちゃんの味覚や消化能力が変わるため、適しただしを選ぶことが大切。
- 初期(5〜6ヶ月)は昆布だしのみが基本!かつおやいりこは後期(7〜9ヶ月)からOK。
月齢 | おすすめのだし |
---|---|
5〜6ヶ月(ゴックン期) | 昆布だし(クセが少なく飲みやすい) |
7〜8ヶ月(モグモグ期) | かつおや煮干しのだしもOK |
9ヶ月〜(カミカミ期以降) | 昆布+かつお、いりこだしでうま味UP |

「かつお・煮干しだしを初めて使うときは、赤ちゃんの様子を見ながら少量ずつ試してみましょう!
スーパーで買える無添加だしパックおすすめ5選【成分比較付き】
スーパーにはさまざまな種類のだしパックが売られていますが、「無添加」と書かれていても、実際には酵母エキスやたんぱく加水分解物が含まれているものもあります。
そこで今回は、化学調味料・保存料・食塩不使用の安心できる無添加だしパックを厳選しました!
選定基準
- 完全無添加(化学調味料・保存料なし)
- 食塩不使用または減塩
- 国産原料100%または主に国産の素材を使用
- スーパーで手軽に購入できる
さらに、成分比較表も用意しましたので、どのだしパックが赤ちゃんに最適か一目で分かります!
📊 無添加だしパック5選!成分比較一覧
商品名 | 原材料 | 添加物 | 食塩 | 産地 |
---|---|---|---|---|
かね七「天然だしの素パック」 | かつお節、いわし煮干、昆布、椎茸、あじ | なし | なし | 国産100% |
ヤマキ「鰹節屋のだしパック」 | かつお節、昆布 | なし | なし | 国産 |
マエカワテイスト「天然だしパック 特撰」 | かつお節、昆布、いわし煮干、椎茸、あじ | なし | なし | 国産100% |
茅乃舎「茅乃舎だし(減塩タイプ)」 | かつお節、焼きあご、昆布、椎茸 | なし | 低め(減塩) | 国産 |
無印良品「素材を生かしただしパック」 | かつお節、いわし煮干、昆布、椎茸 | なし | なし | 国産 |
📌 どのだしパックを選ぶべき?おすすめポイント
- 完全無添加&食塩不使用なのは「かね七」「ヤマキ」「マエカワテイスト」「無印良品」
- 「茅乃舎(減塩)」は塩分を控えめにしたい方におすすめ
- コスパ重視なら「ヤマキ」「かね七」がお手頃価格で買いやすい
- 「マエカワテイスト」は本格的な味わいが特徴で、素材の風味がしっかり感じられる
- 「無印良品」はクセが少なく、赤ちゃんの離乳食に使いやすい
これらのだしパックは、スーパーで手軽に購入可能なので、ぜひチェックしてみてくださいね!😊
取り扱い店舗
- かね七 → イオン・西友・楽天市場
- ヤマキ → マックスバリュ・イトーヨーカドー
- マエカワテイスト → 業務スーパー・自然食品店
- 茅乃舎(減塩) → 成城石井・カルディ
- 無印良品 → 無印良品・イトーヨーカドー
このように、成分表をチェックすることで、赤ちゃんに最適なだしパックを選ぶことができます!
次の章では、実際のだしの使い方や離乳食レシピもご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね✨
離乳食での無添加だしの使い方
無添加のだしパックは、赤ちゃんの離乳食の味付けにぴったり! しかし、「どれくらいの濃さで作ればいいの?」「どんなレシピに使えるの?」と悩む方も多いはず。
ここでは、基本のだしの取り方・保存方法・離乳食への活用法を詳しく解説します!
① 基本のだしの取り方(1袋で作れる量)
📝 用意するもの
- 無添加だしパック 1袋
- 水 500ml
⏳ 作り方(煮出し法)
- 鍋に水500mlとだしパック1袋を入れる
- 中火にかけ、沸騰したら弱火で5分煮出す
- だしパックを取り出す(キッチンペーパーで濾すと、さらにまろやかに!)
🌟 ワンポイント!
- ゴックン期(5〜6ヶ月)は だしを薄める(水で2倍に希釈する)
- モグモグ期(7〜8ヶ月)以降は 通常の濃さでOK
🧊 保存方法
- 冷蔵保存 → 清潔な保存容器に入れ、24時間以内に使い切る
- 冷凍保存 → 製氷皿に入れて小分けにし、1週間以内に使う
② だしを使ったおすすめ簡単離乳食レシピ
✅ かぼちゃのだし煮(ゴックン期向け)
作り方
- かぼちゃを柔らかく茹でる
- だしを少し加え、ペースト状にする
ポイント: だしのうま味で、かぼちゃの甘みが引き立つ!
✅ だしがゆ(モグモグ期向け)
作り方
- 軟飯を作る(おかゆの硬さは月齢に合わせる)
- だしを少し加えて風味をアップ
ポイント: 白湯がゆに飽きた時の味変におすすめ!
✅ 豆腐と野菜のだし煮(カミカミ期向け)
作り方
- 野菜(にんじん、玉ねぎなど)を小さくカットし、だしで煮る
- 豆腐を加えてさらに加熱
ポイント: だしの風味が豆腐に染み込み、食べやすくなる!
③ こんな使い方も!だしを活用するコツ
✅ 味のバリエーションを増やす
- かつおだし → 和風煮物・おかゆにおすすめ!
- 昆布だし → 優しい味でゴックン期にぴったり!
- いりこだし → カルシウム豊富で成長期の赤ちゃんに◎
✅ 余っただしはスープにアレンジ!
- かぼちゃスープ
- 野菜スープ
- うどんのつゆ
まとめ|スーパーの無添加だしパックで安心・美味しい離乳食を!
赤ちゃんの離乳食には、化学調味料・保存料・食塩不使用の「無添加だし」が安心です。スーパーで買える無添加だしパックを選べば、手軽に美味しく栄養たっぷりの離乳食が作れます!
- 無添加&食塩不使用のものを選ぶのが基本!
- 赤ちゃんの月齢に合わせて、昆布・かつお・いりこだしを使い分けよう
- 冷凍保存やアレンジレシピを活用して、毎日の離乳食作りをラクに!
スーパーで見つけたら、ぜひ赤ちゃんにぴったりの無添加だしを試してみてくださいね😊✨