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日用品・ケア

無添加歯磨き粉の選び方|フッ素・泡立ち・子ども用の迷いどころ

毎日口に入れるものだから、できればやさしいものを選びたい。
そう思って「無添加」と書かれた歯磨き粉を手に取るのに、何が入っていないのかと聞かれたら、実は答えられない。そんなこと、ありませんか。

私の場合は、市販の歯磨き粉でピリピリした経験があって、無添加タイプを探すようになりました。
いまは4本を使い分けていて、やさしめ・中間・しっかりの3段階にしています。体調が悪い日や、うがいをきちんとできない日は、オーラルピースが助かっています。

4本を使ってみて、いまの考えは次の3つです。

  • 「無添加」の言葉より、裏の成分表を見たほうが早かった
  • 泡立ちが少ないものも、慣れれば普通に磨けた
  • フッ素は歯科の学会が勧めていますが、わが家では積極的には使っていません。ここは意見が分かれるところだと思います

「無添加」と書いてあっても、何が入っていないかは商品しだい

「無添加」は、「何かが入っていない」というだけの表示です。
何が入っていないのかは商品ごとにばらばらで、虫歯を防げる、体にいい、という保証でもありません。

だから私は、パッケージの大きな文字より先に、裏の成分表を見るようにしています。見ているのは次の3つです。

見るところ私が気にする理由
フッ素が入っているか歯科の学会に推奨があって、考え方が分かれるところなので
泡立ちをつくる成分(SLSなど)泡が強いと、磨いている途中なのに満足して雑になりがちでした。ペリオブライトを選んだ決め手のひとつも「SLS不使用」でした
ミントの強さHimalayaはミントが強めで、子どもには向かないと感じました

ちなみにフッ素については、4学会の資料に気になる指摘がありました。
市販の歯磨き粉には、フッ素の濃度が書かれていないものが多い、ということです。入っているかどうかだけでなく、濃度まで書いてあるかも、見るポイントになりそうです。


泡立たない歯磨き粉で、ちゃんと磨けるの?

磨けます。ただ、最初は少し戸惑うかもしれません。

オーラルピースは泡立たないタイプで、使い始めは少し違和感がありました。でも慣れてしまえば問題なし。むしろ、泡がない分、丁寧に磨けると感じました。ミントも弱めでした。Himalayaも、泡立ちは少なめです。

逆に、泡立ちが強いタイプは、口がすぐ泡でいっぱいに。まだ磨いている途中なのに、もう終わった気になって、雑になりがちでした。ペリオブライトを選んだのも、泡立ちが少なめだったからです。

泡の量は、きちんと磨けているかどうかとは関係ありませんでした。


フッ素なしで、虫歯は大丈夫?

これは、私が「大丈夫です」と言い切れる話ではありません。

日本口腔衛生学会・日本小児歯科学会・日本歯科保存学会・日本老年歯科医学会の4学会は、2023年1月に「フッ化物配合歯磨剤の推奨される利用方法」をまとめました。年齢を問わず、フッ素入りの歯磨き粉を就寝前も含めて1日2回。それが推奨です。

ただ、同じ文書には、フッ素にはメリットだけでなくデメリットもあるから、両方を考えるべきだとも書いてあります。濃度が高いほど虫歯予防の効果は高いと考えられる。でも、飲み込んだときのリスクがあるので、年齢ごとに量と濃度を分けています。

わが家では、フッ素入りは積極的には使っていません。代わりに、キシリトール系のものや、ロイテリ菌入りのものを使っています。

理由のひとつは、うがい。子どもが小さいと特に、うがいをしっかりできない日があります。そんなとき、オーラルピースのようにうがいが必須ではないものは、本当に助かります。体調が悪い日や、うがいが難しい日にも使えます。

ちなみに、学会の推奨では、フッ素入りでも歯みがき後のうがいは少量の水で1回だけ。たっぷりゆすがないのが、推奨されている使い方です。

フッ素入りを使うかどうかは、年齢や口の中の状態でも変わってきます。迷ったら、かかりつけの歯科医さんに聞くのがいちばん確実です。


子どもにはどれ?

子どもは、年齢で歯磨き粉の量が変わります。フッ素入りを使う場合の学会の目安は、次のとおりです。

年齢別の歯磨き粉の量の目安。2歳までは米粒程度、3〜5歳はグリーンピース程度、6歳以上は歯ブラシ全体

子どもが自分で適量をつけられないうちは、親が出してあげるのがポイントです。

もうひとつ、学会の文書で強調されていたのが飲み込み。子どもが大量に食べてしまわないよう、歯磨き粉は手の届かない所にしまっておきます。

味や刺激も見ておきたいところです。それと、子ども用でもフッ素が入っているかどうかは商品によって違うので、ここでも成分表を見ています。


研磨剤とホワイトニング:白くするより、守るほうを選んだ

歯を白くしたい気持ちは、よく分かります。ただ、私は市販の歯磨き粉でピリピリしたことがあって、そこから「白くする」より「守る」ほうを選ぶようになりました。

研磨剤は、歯の汚れを落とすために入っているもの。日本歯科医師会の説明では、研磨剤入りの歯磨き粉で長い間力を入れて磨くと、歯がすり減ることもあるそうです。

歯の根元が出ている人には、研磨剤の粒が小さいものや、含まれる量の少ないものがすすめられています。ただ、根元が出ているかどうかは自分では分かりにくいんですよね。気になるなら、歯科で見てもらうと安心です。

研磨剤の入っていない液体タイプの歯みがき剤という手もあります。やさしく歯や歯ぐきをケアしたいときの選択肢のひとつ。


結局、私はこう使い分けています

4本の位置づけは、こんな感じです。

位置づけ歯磨き粉使い心地
やさしめオーラルピース泡立たず、ミントも弱め。体調が悪い日やうがいが難しい日に
中間ペリオブライト泡立ち少なめ。フッ素不使用・SLS不使用
しっかりHyperbiotics「白くする」より「守る」ほうを選びたくて
しっかりHimalaya黒いペースト。泡立ちは少なめでミントは強め。朝のオイルプリングと組み合わせ

それぞれの使い心地は、リンク先のレビューに詳しく書いています。口臭や口のネバつきが気になる場合は、口臭と菌活のまとめも参考になるかもしれません。


歯医者さんに相談したほうがいいとき

歯磨き粉は、歯医者さんの治療の代わりにはなりません。こんなときは、歯磨き粉を変える前に、歯科で診てもらうほうが安心です。

  • 歯みがきのあとに出血する
  • しみる、痛む
  • 歯ぐきの腫れや、歯のぐらつきがある

日本歯科医師会も、迷ったらかかりつけの歯科医師に相談するよう案内しています。むし歯予防ならフッ素入り、知覚過敏なら専用の成分が入ったもの、というように、目的や口の状態で合う歯磨き粉が変わるから。

子どもへのフッ素の使い方も、学会の文書に「専門家のアドバイスを受ける」とあります。気軽に相談して大丈夫です。

私が見ているのは、成分表の3つ(フッ素・泡立ちの成分・ミント)と、その日の口の調子。「無添加」の文字だけで決めず、自分や家族の口に合うかどうかで選んでいます。


参考にした資料

  • 4学会合同「フッ化物配合歯磨剤の推奨される利用方法」(2023年1月1日):東京都保健医療局に掲載されたPDF
  • 日本歯科医師会「デンタルヘルス・シリーズ シンポジウム」質問への回答:第9回・第8回
  • 日本歯科医師会「液体ハミガキと洗口液の違い、わかりますか?」:Webマガジン
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バンビ

無添加生活10年以上|女の子2人の母

食品や日用品の「これ大丈夫?」を調べて比べ、
わが家に合う選択肢を探しています。
完璧を目指さない「ゆる無添加」が基本。
実際に使ったものは、良かったところも気になったところも交えて紹介しています。

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