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食べもの

無添加ウインナーはスーパーで買える?無塩せきとの違いと選び方

ウインナーを選ぶとき、「無添加」のものがあれば安心だな、と思ったことはありませんか。

うちの子どもたちはウインナーが大好きで、お弁当にもよく使います。添加物が多いという話をなんとなく耳にしていたので、できるだけ原材料がシンプルなものを選びたいと思うようになりました。

ただ、実際にスーパーの売り場に立ってみると、思っていたほど選べる商品が多くありませんでした。「無添加」と大きく書かれたウインナーは、なかなか見つからないものなんですね。

そのうち目に入るようになったのが、「無塩せき」という表示でした。最初は「無塩せきって書いてあるから、きっと体にやさしいものなんだろう」くらいの感覚で選んでいました。でも調べていくと、「無添加」と「無塩せき」は、実はイコールではないことが分かってきました。

この記事では、その違いと、わが家がイオンやコープ、コープ自然派を使いながら実際に選ぶようになったポイント、そしてスーパーで見つからなかったときに検討した選択肢をまとめます。


「無添加」と「無塩せき」って同じ?

売り場でウインナーのパッケージを見ていると、「無添加」と「無塩せき」、どちらの表示もよく見かけます。似ている言葉なので、同じことを指しているように思えますよね。でも、意味は違います。

「無塩せき」は、ハム・ソーセージ類公正取引協議会(業界団体)の公式な説明によると、「発色剤等(発色効果を有する物質を含む原材料又は添加物)を使用しないで、塩漬けを行うこと」とされています。

ここでちょっと紛らわしいのが、「無塩せき」という言葉そのものです。「塩を使わない」という意味に見えてしまいますが、実際はまったく逆。食塩を使って塩漬けを行う製法のことを指していて、食塩自体は無塩せき製品にもきちんと使われています。

一方「無添加」は、もっと範囲の広い言葉です。何に対して「無添加」と言っているのかは、商品によってまちまちです。消費者庁のガイドラインでも、「無添加」とだけ書かれていて何が無添加なのか分からない表示には、注意するよう示されています。

だから、「無添加」という文字を見つけたときは、原材料表示までちゃんと見て、具体的に何が入っていない(あるいは入っている)のかを確認するのがおすすめです。「無塩せき」だからといって、「無添加」とは言い切れません。実際、「無塩せき」と書かれていても、添加物欄を見ると加工でん粉や調味料など、別の添加物が使われている商品もあります。あとで実物を見ながら、もう少し詳しくお話しします。


イオンやコープで探してみた

最初のころは、「無添加」「無塩せき」と書いてあるだけで、なんとなく安心して選んでいました。でも調べたり、実際に使ったりするうちに、表示だけでは分からないことがあると気づくようになりました。子ども向けのパッケージだからといって、原材料まで希望どおりとは限らないんですよね。

それで今は、裏面の原材料表示をひとつひとつ見るようにしています。発色剤などの特定の添加物が使われているかどうか、具体的に何が使われていて何が使われていないのかを確認する。それだけのことですが、選び方が変わってきた気がします。

実際に買ったことがあるのはイオンです。ただ、正直に言うと、具体的な商品名まではもう覚えていません。そのときどきで、原材料表示を確認しながら選んできた、という感覚のほうが近いです。もう少しシンプルな原材料のものを探したいときは、コープや、食材宅配のコープ自然派を使うことが多いです。扱っている商品の原材料がシンプルなことが多くて、見つけやすいのは助かっています。

ここで正直なことも書いておきます。無添加のものに切り替えた最初のころ、子どもの食いつきがあまり良くなかったことがありました。外食したあとや実家で食べたあとに、シンプルな原材料のものを出すと、少し反応が薄かったこともあります。味の好みなのか、ほかに理由があるのかは、はっきりとは分かりません。従来の味のものを食べたがることも、今でもあります。

母としては、シンプルな原材料のものを選びたい気持ちがありつつ、子どもの好みとの間で揺れることがあります。


実物を並べて比べてみた

実際に「無塩せき」と表示されたウインナーと、発色剤を使った通常のウインナーを並べて、原材料表示を比べてみました。

原材料と添加物は、スラッシュ(/)や改行、別の欄に分けるといった方法で区別して書くルールがあります。今回うちにあったパッケージは、スラッシュで区切るタイプでした。「/」より前が原材料、後が添加物です。表もその区切りに合わせています。

無えんせきウインナー(BIO-RAL)とシャウエッセンのパッケージを並べた比較写真
無塩せきウインナー(スーパーのプライベートブランド商品・70g)シャウエッセン(通常のウインナー・107g)
原材料豚肉(輸入)、豚脂肪、食塩、還元水あめ、香辛料、ぶどう糖、酵母エキス豚肉(輸入、国産)、豚脂肪、糖類(水あめ、ぶどう糖、砂糖)、食塩、香辛料
添加物(/のあと)加工でん粉、調味料(有機酸等)、リン酸塩(Na)調味料(アミノ酸)、酸化防止剤(ビタミンC)、発色剤(亜硝酸Na)

(どちらも、原材料の一部に豚肉を使用しています。)

並べてみて一番はっきり分かるのは、添加物欄に「発色剤(亜硝酸Na)」があるかどうかです。無塩せき側には、この表示がありません。

ただ、無塩せき側の添加物欄にも、加工でん粉や調味料(有機酸等)、リン酸塩(Na)がしっかり使われています。「無塩せき」であっても「無添加」ではない、という冒頭の話のとおりでした。

無塩せきウインナーソーセージの原材料表示
シャウエッセンの原材料表示(発色剤入り)

もうひとつ、これは実際に買ったわけではなく、通販サイトで原材料を確認しただけなのですが、イオンのプライベートブランド「トップバリュ」にも、「無えんせき」と表示されたあらびきウインナーがありました。パッケージに書かれているのは「無えんせき」で、「無添加」という表示はありません。手元に置いて試してはいないものの、表示の上でも「無塩せき」と「無添加」はやっぱり同じ意味では使われていないんだな、ということが、この商品でも確認できました。


見つからないときの選択肢

近くのスーパーやコープで見つからないときは、食材宅配という選択肢もあります。無添加志向の食材を扱っているところも多く、無添加志向の食材宅配おすすめ5選という記事にもまとめているので、気になる方はあわせて読んでみてください。

それ以外に、通販では無塩せきのウインナーを専門に作っているメーカーもいくつか見つかります。たとえば大多摩ハムの「ナトゥア」は、1970年代に消費者からの要望をきっかけに生まれた「無添加消費者シリーズ」が起源で、2023年にリニューアルしたシリーズです。公式サイトによると、発色剤(亜硝酸ナトリウム)・着色料・保存料・たん白加水分解物・増量剤を使っておらず、8大アレルゲンも使っていません。ウインナーの原材料は、国産豚肉・塩・砂糖・香辛料・馬鈴薯澱粉(つなぎ)とシンプルです。

鹿児島の黒豚を使った南州農場の「ノン・アッド」黒豚ウインナーも、原材料が黒豚肉・塩・香辛料だけというシンプルな商品です。公式サイトでは、この商品について「完全無添加」とうたっており、結着剤などの添加物は使っていないとされています。あわせて、会社としては添加物をできるだけ使わない「低添加製法」という考え方も掲げているようです。気になる方は候補のひとつとして見てみてもいいかもしれません。

この2つは私自身まだ試したことがないので、使ってみた感じまではお伝えできません。気になる方は、まずは原材料表示を確認しながら、候補として覚えておいてもらえたらと思います。


まとめ

「無添加」と「無塩せき」は、似ているけれど同じ言葉ではありません。無塩せきは発色剤等を使わない製法を指す言葉で、無添加はもっと広い範囲を指します。スーパーで迷ったら、「無添加」「無塩せき」という文字だけで判断せず、原材料表示と添加物欄まで見て、具体的に何が使われているかを確認するのがおすすめです。

近くのスーパーやコープで見つからないときは、食材宅配や、無塩せきを専門に作っているメーカーの通販という選択肢もあります。表示だけで選んでいた頃より、原材料まで見て選べるようになった今のほうが、納得して選べている実感があります。それでも、子どもの好みとの間で揺れることは今でもあります。完璧を目指さなくても、まずは裏面をちらっと見てみることから始めてみてもいいのかなと思います。

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バンビ

無添加生活10年以上|女の子2人の母

食品や日用品の「これ大丈夫?」を調べて比べ、
わが家に合う選択肢を探しています。
完璧を目指さない「ゆる無添加」が基本。
実際に使ったものは、良かったところも気になったところも交えて紹介しています。

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