一人暮らしを始めたばかりだと、どうしてもコンビニやスーパーのお惣菜に頼りがち。 でも、そういう日が続くと「ちょっと味が濃いな…」「なんか飽きてきたかも」と感じることってありませんか?
そんなときにおすすめしたいのが、調味料を“無添加”に変えてみること。
実は調味料って、食事全体の印象を大きく左右する大切な存在なんです。 素材は同じでも、しょうゆや味噌が変わるだけで「なんだかやさしい味になった」と感じる方も多いんですよ。
この記事では、無添加初心者でも手に取りやすい、基本の調味料7つをご紹介します。 これから自炊を始めたい方にもぴったりの内容ですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
「調味料から無添加に変える」とこんなに変わる
「無添加の調味料って、なんだか高そう」「味が薄くなりそう」 そんなイメージを持っている方も多いかもしれません。
でも実際に変えてみると、意外とシンプルで、日常にすっとなじんでくれる存在になるんです。

たとえば、こんな変化を感じることがよくあります!
- 味に変なクセや後味がなくなって、最後までおいしく食べられる
- 自分好みの味つけがしやすくなり、料理へのハードルが下がる
- 「調味料の香りが違う!」と気づく瞬間がある
そして何より、毎日少しずつ使うものだからこそ、体にやさしいものを選びたいですよね。 調味料を変えることで、自炊そのものがちょっと楽しくなってくるかもしれません。
一人暮らしにおすすめの無添加調味料7選
ここでは、無添加初心者さんにも使いやすく、スーパーやネットで手に入る「定番の無添加調味料」をご紹介します。
① しょうゆ(本醸造・丸大豆)
スーパーで見かけるしょうゆの中にも、無添加の本醸造タイプがあります。 「大豆・小麦・食塩」のみで作られたものを選ぶと、シンプルでやさしい味になります。
炒め物、煮物、卵かけごはん…とにかく使い勝手がよく、まず1本持っておくと安心です。
② 味噌(天然醸造・無添加)
味噌は選び方でまったく風味が変わります。 「酒精」や「調味料(アミノ酸等)」が入っていないものは、発酵の自然なうまみが感じられておすすめです。
お味噌汁だけでなく、野菜のディップやドレッシング代わりにも使えますよ。
③ 本みりん(糖類・甘味料不使用)
本みりんは“みりん風”とは違い、しっかり発酵させて作られたもの。 砂糖を使わなくても、自然な甘みとてり・コクが加わります。
「ちょっと高いけど使ってみてびっくりした」そんな声も多い調味料です。
④ 塩(精製塩ではなく天然塩)
塩こそ、無添加を実感しやすい調味料のひとつ。 海水塩や天日塩など、ミネラルが残った自然塩は、素材の味を引き立ててくれます。
シンプルな調味料ほど、質の違いがはっきり出ますよ。
⑤ だし(無添加だしパック・昆布・かつお)
忙しい方には、無添加だしパックが特におすすめ。 「風味調味料」ではなく、原材料がシンプルなもの(かつお・昆布など)を選びましょう。
無添加だしを使ったレシピはこちら ▶ 無添加で安心!一人暮らし向け作り置き冷凍スープ7選
⑥ 酢(純米酢・玄米酢)
お酢は意外と添加物が入りやすい調味料。 「米」「玄米」といったシンプルな原材料のみで作られたものを選ぶと安心です。
料理の幅が広がるうえ、疲労回復や整腸作用もサポートしてくれます。
⑦ 油(圧搾製法の菜種油・ごま油など)
圧搾法で丁寧にしぼられた油は、香りが良くて仕上がりが軽やか。 揚げ物が重たくならず、炒め物もサラッと仕上がります。
「なんとなく油っぽくて苦手…」という方にこそ試してみてほしいアイテムです。
無添加調味料の選び方&見極めポイント
はじめて無添加を選ぶとき、裏の表示を見て戸惑うこともありますよね。

そんなときは、次の3点を意識してみてください
- 「調味料(アミノ酸等)」や「たん白加水分解物」がないかチェック
- 原材料が3〜5種類以内かどうか(添加物が少ないほど短い)
- 聞いたことのある素材で構成されているか
少しずつ慣れてくると、「これは安心」「これは避けたい」が自然と判断できるようになってきます。
無添加調味料を使った簡単メニュー例
「せっかく調味料を変えたなら、料理にも使ってみたい」 そんなときの参考にしていただきたい、簡単なアイデアをご紹介します。
- 野菜とだしで作るシンプルなスープ
- 卵かけごはんに、しょうゆとごま油をひとたらし
- 豚汁や煮物に、味噌+本みりんのやさしい組み合わせ
冷凍ストックがあると、さらに便利 ▶ 無添加で安心!一人暮らし向け作り置き冷凍スープ7選
無添加生活をもっと知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください ▶ 無添加で始める一人暮らしのやさしい暮らし|自然派初心者ガイド
まとめ|調味料を変えるだけで、暮らしが整いはじめる
無添加生活と聞くと難しそうに思えますが、まずは“調味料を見直す”だけでも大きな一歩です。
毎日少しずつ使うものだからこそ、安心できるものを選ぶことが、 体と心にやさしい暮らしにつながります。
「無理せず、できることから」で大丈夫。 あなたのペースで、無添加のある暮らしを楽しんでみてくださいね。