
買ってはいけないミネラルウォーター|PFASリスクと安心な水の選び方
買ってはいけないミネラルウォーターって本当にあるの?と思ったことはありませんか?
PFAS(有機フッ素化合物)などの有害物質が、実際にペットボトル水や水道水から検出されるケースもあり、特に子どもや赤ちゃんのいる家庭では不安の声が増えています。
この記事では、買ってはいけない水の特徴と、安心して選べる安全な水の選び方について、やさしく解説していきます。
はじめに:その水、本当に安心して飲めますか?
「毎日飲んでいるミネラルウォーター、子どもに本当に安全なのかな?」
私も最初にそう感じたとき、調べても専門用語ばかりで正直戸惑いました。
最近よく耳にする「PFAS(ピーファス)」という物質。体にたまりやすく、有害だといわれています。
特に小さな子どもや赤ちゃんがいる家庭では、飲み水の安全性はとても気になりますよね。
この記事では、PFASとは何か、なぜ水に混ざるのか、そしてどんなミネラルウォーターを選べば安心なのかを、私の体験も交えてやさしく解説していきます。
PFAS(ピーファス)って何?
PFASは、フライパンやお弁当の包み紙、雨をはじく服などに使われている「水や油をはじくための化学物質」です。
私も最初は「え?そんなところにも使われてるの?」と驚きました。
とても強い性質があるため、自然の中で分解されにくく、「消えない化学物質」とも呼ばれているんです。
このPFASが水の中に入ってしまうと、少しずつ体にたまってしまう可能性があるため、心配する声が増えています。

PFASは水だけでなく、フライパンや紙容器など、身の回りのアイテムにも。
PFASを使っていない調理器具について詳しく知りたい方は、【安全なフライパン】後悔しないメーカー選び!有害物質なしのおすすめ7選でくわしく紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。
PFASが体に与える影響は?

PFASが体にたまると、次のような影響があるとされています
- がんのリスクが高まる可能性がある
- ホルモンのバランスが乱れる恐れがある
- 風邪や病気にかかりやすくなる(免疫力が下がる)
- 赤ちゃんや子どもの成長に悪影響を与えるかもしれない
これらはアメリカのEPA(環境保護庁)や世界保健機関(WHO)なども指摘しています。
正直なところ、「そんなものが水に入ってるかも」と思うと不安になりますよね。私も調べれば調べるほど心配になりました。
どうして水の中にPFASが入るの?

PFASは、工場からの排水や農薬に含まれていることがあります。
そうした物質が地面にしみ込み、地下水に入りこむことで、最終的には私たちが飲む水にも影響が出ることがあるのです。
特に、水源が工業地帯や農業が盛んな地域の近くにある場合は注意が必要です。
買ってはいけないミネラルウォーターの特徴
PFASが検出された可能性がある製品
PFAS(有機フッ素化合物)は、人体に蓄積しやすく、アメリカの環境保護庁(EPA)なども健康リスクを警告しています。実際に、日本国内でも一部の地域でPFASが検出された水源がありました。
➡ ブリタやめたのは正解?PFASのリスクと後悔しない選び方
こうした地域の水を採水地としている製品では、検査体制や結果の公開があるかどうかをしっかり確認することが大切です。情報が非公開、または検査実績がない場合は、リスクを避けるために購入を控える判断も必要です。
採水地が不明確、または工業地帯・農薬使用地に近い
どこで採水されたかが明記されていないミネラルウォーターは要注意です。特に、工業地帯や農薬が多く使われる農業地帯の近くでは、PFASだけでなくその他の有害物質が混入する可能性も否定できません。
公式サイトやラベルに採水地が明記されているか、またその地域の環境背景がどうかを確認する習慣を持つと安心です。
成分表示が不十分または不透明
ラベルや公式サイトにミネラルの含有量やpH値、検査項目などがしっかりと記載されていない水は避けるのが無難です。
特にPFASに関しては、現在まだ対応していないメーカーもあります。そうした場合は、より透明性が高く、実績のあるメーカーを選ぶようにしましょう。情報が開示されている製品ほど、信頼して選べる基準になります。
安全なミネラルウォーターを選ぶ4つのポイント
1. 検査情報をチェック
PFASの検査をしているか、結果を公開しているかを確認しましょう。公式サイトやラベルに記載がある場合も多いです。
2. 採水地の環境を見る
自然が豊かで、工場や畑が近くにない採水地であるかが安心のポイントです。
3. 成分バランスを見る
ミネラルの量が多すぎたり、酸性度が高すぎる水は毎日飲むには向いていないことも。
4. 実績あるブランドを選ぶ
私の家では、長年親しまれていて検査体制がしっかりしているメーカーの水を選ぶようにしています。

「結局、水道水とミネラルウォーター、どっちがいいの?」と迷ったら、こちらの記事もご参考に。
PFASが検出されていないおすすめのミネラルウォーター(2025年版)


※「水道水とミネラルウォーターの本当の違い」についても詳しく解説しています。あわせてご覧ください: 水道水とミネラルウォーターの本当の違いとは
サントリー天然水
南アルプスや阿蘇などの自然豊かな水源。サントリーの検査ではPFASは不検出でした。
い・ろ・は・す
全国のきれいな水源から採水。280項目以上の検査を実施し、PFASも検出されていません。
アサヒ おいしい水
富士山や六甲の水を使用。外気に触れさせずにボトリング。PFASも不検出と公式発表あり。
キリンやわらか天然水
群馬県の自然に囲まれた水源。2024年の自主検査でPFASは検出されていません。
飛騨の雫
飛騨山脈の天然水で、加熱せずボトリング。第三者機関でもPFASは検出されませんでした。
お出かけ時に急きょ買うなら?
たとえば、家族で出かけたときに水筒を忘れてしまい、コンビニで急きょミネラルウォーターを買う…なんてこと、ありませんか?

そんなときのために、私が選ぶときに気をつけているポイントを紹介します!
- ペットボトルが軽くて持ちやすい(350mlくらい)
- フタがしっかり閉まって漏れにくい
- 冷たくなくても飲みやすい味
「い・ろ・は・す」や「キリンやわらか天然水」は、そういった条件にぴったりで重宝しています。
まとめ:水の安全は家族の健康を守る第一歩
PFASのリスクは、まだあまり知られていない部分も多いですが、だからこそ「自分で選んで守る」ことがとても大切です。
私も最初は「気にしすぎかな?」と思っていましたが、調べるほどに納得し、今ではラベルチェックが習慣に。
家族の健康を守るために、今日から「水選び」を見直してみませんか?

できることは対策しておきたいですね!
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よくある質問(Q&A)
Q1. い・ろ・は・すの水はPFASが含まれていないのですか?
はい。い・ろ・は・すは、全国の水源から採水されており、280項目以上の品質検査が実施されています。 その中にはPFASの検査も含まれており、最新の結果では「検出されていない」と公式に報告されています。
Q2. 一番安全なペットボトルの水はどれですか?
安全性で選ぶなら「サントリー天然水」「アサヒおいしい水」などが人気です。 これらは、自然豊かな採水地で取水され、検査結果も公開されており、PFAS不検出の実績があります。
Q3. PFASが心配なら、水道水よりミネラルウォーターが良いの?
一概には言えませんが、検査結果を公開している信頼できるミネラルウォーターであれば、より安心して飲むことができます。 なお、水道水について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
Q: 買ってはいけないミネラルウォーターは本当にありますか?
A: PFASや不透明な採水地の問題などから、選び方に注意が必要な水は確かに存在します。
Q: どうやって安全なミネラルウォーターを選べばいいですか?
A: PFASの検査結果を公表しているか、採水地が自然豊かで汚染リスクの少ない場所かどうかを確認しましょう。成分や検査情報が公式サイトで開示されているかも重要なポイントです。
Q: ペットボトルの裏面ラベルだけで安全性は判断できますか?
A: ラベル情報だけでは不十分な場合もあります。採水地の環境や検査体制などは、メーカーの公式サイトや第三者機関の情報を確認するとより安心です。
参考情報
- 環境省 水質基準に関する情報: https://www.env.go.jp/
日本の飲料水に関する基準や、PFASの水環境への影響に関する資料が掲載されています。 - 厚生労働省 PFASに関する資料: https://www.mhlw.go.jp/
PFASの健康リスク、飲料水中の暫定目標値などがまとめられています。 - EPA(米国環境保護庁) PFAS情報: https://www.epa.gov/
アメリカ環境保護庁によるPFASに関する包括的な解説と健康への影響に関する最新情報。