この記事でわかること
- 電子レンジが離乳食に向かないと言われる理由
- 野菜やおかゆなど食材別の注意点
- 忙しいママでもできるナチュラルな調理法
- 電子レンジを使う場合のポイント
離乳食に電子レンジは使っていい?
毎日の離乳食づくり、時間との勝負ですよね。
つい手軽な電子レンジに頼りたくなるもの。
でも、「本当にそれで大丈夫?」と感じたことはありませんか?
私も最初の子どもの離乳食では、電子レンジを多用していました。
時短にはなるけれど、なんとなく野菜の色や香りが変わってしまうのが気になって…。
それがきっかけで調べてみたら、実はいくつかの理由で電子レンジが離乳食に不向きと言われていると知りました。
私が電子レンジをやめた3つの理由
電子レンジが便利なのは事実。
でも、実際に使っていて「なんか違うな」と感じたことが、やめるきっかけになりました。
私がやめた主な理由はこの3つ。
- 野菜の風味や食感が損なわれた
レンジで加熱したにんじんを裏ごししたら、パサついてしまって驚いたことがあります。蒸し器でゆっくり加熱したときの、しっとり感や甘みとはまるで違いました。 - 栄養素が壊れやすいのが気になった
電子レンジは水分を振動させて熱を発生させる仕組みですが、ビタミンCや葉酸などの栄養素が壊れやすいと知って、自然な加熱方法に変えました。 - プラスチック容器の安全性が不安だった
電子レンジOKと書いてあっても、高温で加熱することで有害物質が出るかも…と気になり、今は陶器やガラス容器を選ぶようにしています。
たとえば、レンジで加熱したにんじんを裏ごししたら、いつもよりパサついていて驚いたことがあります。

鍋で蒸したときはもっとしっとりしていたので、やっぱり加熱方法でこんなに違うんだと実感。
栄養素への影響と電磁波の心配
電子レンジで食材を加熱すると、水分が細かく振動して熱が発生します。
その仕組み上、ビタミンCや葉酸などの水溶性ビタミンは壊れやすいとされています。
私自身、レンジで加熱したブロッコリーを裏ごししたときに、「なんだか香りが飛んでしまったような…」と感じたことがあります。
自然な加熱と比べて、味や香りが損なわれることもあると実感しました。
また、「電磁波」という言葉が気になる方も多いですよね。家庭用レンジの電磁波は微量とされていますが、私も初めて知ったときはちょっと心配になって、加熱方法を見直すきっかけになりました。
こちらの記事もおすすめ:無添加生活をもっと安心に!スマホの電磁波対策にもなる?HAPPY TALKのゼロブレスレットを試してみた
にんじん・野菜をレンジで加熱するリスク
にんじんや葉物野菜は、電子レンジだと一気に火が通りやすく、仕上がりがパサパサになってしまうことがあります。
色もくすみやすく、せっかくの自然な甘みが失われがちです。
私も冷凍しておいたほうれん草をレンジで解凍したら、見た目はしなびた葉っぱのようで、味も抜けた感じに。結局、鍋でゆっくり茹で直してあげたら、赤ちゃんもちゃんと食べてくれたんです。
おかゆ・10倍粥のレンチンはOK?
おかゆを電子レンジで作るレシピはよく紹介されています。
でも実際には、吹きこぼれたり、熱ムラができたりと、なかなか難しいのが正直なところ。
レンチンでおかゆを試したことがありますが、思った以上にふきこぼれて、ラップの中が大惨事に。結果的に鍋で炊き直したほうが、ふっくらして香りもよく、赤ちゃんの食いつきも違いました。
代わりにおすすめのナチュラル調理法
では、電子レンジ以外でどんな方法があるのでしょうか?
- 蒸し器で加熱:しっとり仕上がり、栄養もキープ
- 土鍋・ホーロー鍋で煮る:素材の甘みを引き出す
- 電気鍋・炊飯器を活用:放置で煮込めて便利
うちでは、土鍋を使って野菜を煮ることが多いです。特にかぼちゃはホクホク感が全然違います。レンジで加熱すると水っぽくなるのに、土鍋で煮ると自然な甘さが際立って、うちの子もパクパク食べてくれます。
忙しいときの時短アイデア
毎日きっちり手作りするのは大変ですよね。
そんなときは、まとめて作って冷凍保存しておくとラクになります。
私も1週間分のおかずを小分けにして冷凍→鍋で再加熱するスタイルに変えたら、気持ちも時間も余裕ができました。
ベビーフードを使う場合は、無添加や国産素材のものを選ぶと安心です。
ラベルの「保存料不使用」「天然素材」などもチェックポイントになります。
また、離乳食づくりで気になるのは加熱方法だけではありません。たとえば朝食や軽食でよく使う「パン」なども、できるだけ無添加のものを選びたいですよね。そんな方に向けて、以下の記事ではおすすめの無添加パンを紹介しています。
参考程度にどうぞ。 ▶ 無添加の離乳食用パンはどこで買える?市販品&手作りおすすめ7選
電子レンジを使うならここに注意
どうしても使いたいときは、以下の点に注意。
- プラスチック容器は使わず、陶器や耐熱ガラスを選ぶ
- 加熱中に一度取り出して混ぜると、ムラを防げる
- 加熱時間は短めに設定して、様子を見ながら調整する
私もどうしても手が離せないときに電子レンジを使うことがあります。でも、容器は必ず陶器にしたり、温め直しだけに限定したりと、なるべく負担をかけない使い方を心がけています。
よくある質問(FAQ)
Q. 離乳食は電子レンジで調理しても大丈夫?
A. 完全にNGではありませんが、栄養や加熱ムラの問題があるため、できるだけ自然な加熱方法がおすすめです。
Q. 電子レンジを使う理由は?
A. 時短になる、洗い物が少ないといったメリットがあります。
Q. 電磁波の健康への影響は?
A. 家庭用レンジの電磁波は微量とされますが、気になる場合は他の加熱法を選ぶと安心です。
Q. プラスチック容器は使ってもいい?
A. 高温で加熱すると有害物質が溶け出す可能性があるため、陶器や耐熱ガラスの容器を使いましょう。
まとめ|赤ちゃんの未来のために、できることから
電子レンジが絶対にダメ、というわけではありません。でも、赤ちゃんの体はとてもデリケート。
できるだけ自然に、やさしく栄養を届けたいですよね。
まずは無理のない範囲で、加熱方法を見直してみましょう。それが赤ちゃんの「おいしいね!」につながる一歩になります。
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